内容説明
大陸伝来の仏教はどのように受容されたのか。飛鳥から奈良へ、太子の寺・法隆寺、壮大な大仏建立の核心となる教えとは―。私達を今も魅了する奈良仏教をヴィジュアルに探究。
目次
序章 奈良仏教の生成
思想 聖徳太子と南都の教学
第1章 飛鳥仏教(飛鳥寺の建立;聖徳太子の寺々;飛鳥の四大寺併立)
第2章 寧楽仏教(平城遷都と天平寺院;東大寺の成立;唐招提寺と西大寺)
第3章 南都仏教(南都七大寺;南円堂以後;南都の復興造営;南都仏教の収束)
終章 奈良仏教の持続
特集(仏像の伝来と朝鮮半島;『日本霊異記』の世界;薬師信仰と素木像;南都の法会;奈良仏教と写経;太子伝と太子信仰)
グラフ特集(玉虫厨子を見る;ひろがる仏教)