とんぼの本<br> 無頼の画家 曾我蕭白

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とんぼの本
無頼の画家 曾我蕭白

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784106021848
  • NDC分類 721.3
  • Cコード C0371

内容説明

悪夢のような凄まじい画から、軽妙洒脱な水墨画やドラマチックな山水画まで―めくるめく“水墨サイケデリック”の世界へようこそ。江戸中期の京都、伊勢、播磨を舞台に筆一本でどん底から這い上がった叩き上げ画家の尋常ならざる作品世界を、とくとご覧あれ。

目次

怪力乱神図鑑
第1章 紺屋の息子、伊勢へ
第2章 奇ッ怪大作戦
第3章 瀟洒なテクニシャン
第4章 通俗ばんざい!
第5章 濃密山水
芸術の魔界に踏み込んだ画家

著者等紹介

狩野博幸[カノヒロユキ]
1947年福岡県生まれ。日本近世美術史専攻。九州大学大学院博士課程中退。京都国立博物館(美術室長・京都文化資料センター長)を経て、同志社大学文化情報学部教授。専門は桃山絵画と江戸絵画(浮世絵を含む)。狩野派・長谷川派・琳派・18世紀京都画派(狩野永徳・長谷川等伯・俵屋宗達・尾形光琳・伊藤若冲・曾我蕭白・長澤蘆雪・葛飾北斎・歌川広重ら)の作品と伝記を研究。博物館時代には「没後200年 若冲」展(2000年)、「アート・オブ・スターウォーズ」展(2003年)、「曾我蕭白 無頼という愉悦」展(2005年)などの企画を手がけた

横尾忠則[ヨコオタダノリ]
1936年兵庫県生まれ。美術家。1969年パリ青年ビエンナーレ展版画部門でグランプリを受賞し、1972年にニューヨーク近代美術館で個展を開催。その後もパリ、ベネチア、サンパウロ、バングラデシュほか各国のビエンナーレに出品するなど国際的に活躍。1997年兵庫県立近代美術館、神奈川県立近代美術館、2001年富山県立近代美術館、原美術館、2002年東京都現代美術館、広島市現代美術館、2003年京都国立近代美術館、2005年熊本市現代美術館、2006年カルティエ現代美術財団(パリ)、2008年世田谷美術館、兵庫県立美術館、フリードマン・ベンダ・ギャラリー(ニューヨーク)など国内外の美術館で個展を開催。1995年毎日芸術賞、2000年ニューヨークADC Hall of Fame受賞。2001年紫綬褒章受章。2006年日本文化デザイン大賞受賞など多数。また小説『ぶるうらんど』では2008年度泉鏡花文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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OKKO (o▽n)v  終活中

14
図書館 ◆なんか慌しくてナナメ読みで返却へ。代表作+ざっくり人となりがわかったので目標は達成 ◆出自、意図共に定説のまだない蕭白。アンチテーゼばっかでもなさそで、しかしメジャー批判も込めていそうで ◆「江戸時代の旅の絵師」という概念を初めて知る。それで蕭白作品もお寺関係に所蔵が多いんだそうだ。このごろ非常に気になる「資金源」「パトロネージ」とそれに伴う「制作意図」。個別の作品についてその制作の目的をよく考えてみねばならないのは蕭白に限らず ◆それにしても蕭白のまなざしはタダモノではない。いやー蕭白かっけー2019/05/07

昼と夜

9
京博の蕭白展って2005年でしたっけ?あれは良い展覧会でしたねぇ、2000年くらいの大阪市美の蕪村展並みによく覚えてます。蕭白展で買った群仙図屏風のクリアファイルは周りにキモいキモいと言われながらもお気に入りです。2016/01/16

rapo

7
なぜこんなにキモチワルイ絵なのか?強烈すぎて一度見たら忘れられない。絵の奥が蠢いてなにかが現れて来そうだ。絵さながらに蕭白は奇行の人であったらしい。他人の描いた絵に勝手に描き足したり、歴史上の有名人の名前を使ってサインをしたり、酔いに任せて描いたりとまあキリがない。でも、確かな筆力と緻密な計算あってのこと。余白を生かした節分の絵や、可愛らしい十二支の絵もあるではないか。親兄弟、幼い息子までも先に亡くしどんな心境であったのか。不気味でユーモラスでもの悲しい蕭白の絵はこれからも多彩な魅力を放っていくだろう。 2018/07/13

takakomama

5
「奇想の系譜展」の予習。横尾忠則と狩野博幸さんのQ&A形式で解説がわかりやすいです。インパクトのある、グロテスクで凄まじい絵が多かったです。数々のエピソードもすごくて、無頼の画家。 2019/01/21

印刷屋鉄吉

4
はじめて見たのは'08年上野で。「対決 巨匠たちの日本美術展」で「若冲VS蕭白」という今思えばもの凄い比較展示をしていた。文化庁の蕭白十八番「群仙図屏風」を見たときの衝撃は「…く、狂ってる!」。以来、もの凄い奇異なものを見てしまったときの「見てはいけないものを見てしまった」感にさいなまれて、この度めでたく?「ボストン美術館 日本美術の至宝」展で「雲竜図」「風仙図屏風」を千葉市美術館「蕭白ショック!!」展で「寒山拾得図」を見ることができて益々、一体どんな人生をおくったのだろうと気になって手にしました。うーん2012/05/06

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