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出版社内容情報
画家の評価、作品の解説、生涯と時代を対照した年表に最前線の研究成果を生かし、全32図で画家の全貌をつかむ。
目次
作品
不染居の画狂人―葛飾北斎の人と作品
年表=葛飾北斎とその時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oz
8
初読。葛飾北斎(1760〜1849)は浮世絵師。十九歳で画の道に入り、その生涯で三万点以上の作品と二百人以上の門人を遺した日本美術史上の巨人である。当時から現代までそして内外を問わず評価が高く、直接・間接を問わず影響を受けた人間は把握することが出来ないほど多い。最も知られる『富嶽三十六景』を描いた時既に七十を超える高齢であり、その都会的センスと作品制作能力は生涯衰えなかった。晩年にあっても新技法も貪欲に吸収し、画風もためらわずに変え、題材も多岐にわたるなど破格の画人で、体系的な北斎分析は困難が伴う。2014/09/13
sk
1
簡素さと複雑さのバランスがいい2012/07/16
tosh
0
テレビで知ったヨーロッパでの北斎の知名度の高さに驚いて読んでみた。神奈川沖浪裏はモナリザと並ぶ世界で一番有名な絵画作品らしい。亡くなる90歳まで描き続けた多くの作品も俯瞰して見れば、そのダイナミックな構図と色彩感覚が並外れたものであることがわかる。2024/01/18
ふじまき
0
遠く離れたフィンランドに於いてさえ図書館で一つのコーナーがあるという葛飾北斎の凄さを目の当たりにして買った。今まで歴史の授業でしか見たことがなかった波の絵が大好きになった。2017/09/21