内容説明
本書は、地震・津波危険度を量的に表現することを目指し、その結果を地震防災対策に役立てようとするものである。これだけは知っておくべき地震の基礎知識と予知の現状―。「都道府県別被害地震カタログ」付。
目次
1章 阪神・淡路大震災
2章 活断層とは
3章 列島を襲う巨大・準巨大地震
4章 地震列島総点検
5章 地震情勢の見通し
6章 短期・直前予知の可能性
7章 短期予知の定量化
8章 宏観前兆とは?
9章 地震動と被害
10章 地震被害想定
11章 津波の脅威
12章 地震危険度
13章 津波危険度
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
2
☆×3.0…もちろんのこと、出版年から分かるとおりにあの「震災」に関しての情報はありません。しかしながらその前に大きな被害をもたらした、ある地震に関しての事柄ならばあります。いえることは基本的にどの場所でも大きな地震が起きないという保証はまったくないということです。つまり、危険に備えるしかないということ。あの震災では大津波警報が出ましたが実は他の地震ですでに出ていたとのこと。それにはただただ驚かされるばかりでした。2013/06/16
kazinagaki
1
地震と津波に関しては日本には安全地帯の方が少ない。今回の震災はやはり想定を遥かに超えるものだったようだ。2011/03/24
緑のたぬき
0
96年の本なので情報はいろいろ古いが、全国の地震、津波歴などは参考になった。大体どこでもM6クラスは起こりえる。地震保険の一等地はほとんどない。近所の神奈川がリスクの高い4等地だったとは。2020/04/08