内容説明
韓国の人気コラムニストによるベストセラー韓国人論。
目次
第1章 涙の民族情緒
第2章 別れと出会いの場所「峠」
第3章 未練・甘え・興の生活哲学
第4章 韓国人、その趣と風流の美学
第5章 自虐と怨念を抱いた民族情緒
第6章 嫉妬に彩られた韓国の女性たち
第7章 笑い、その裏に篭もる悲哀
第8章 情に生き情に死ぬ民族
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エドバーグ
2
最近の日韓情勢を理解する一助にしようと、読みました。韓国人の情緒構造は日本人と共通することがアメリカよりはるかに多い。韓国でも虫の鳴き声に情緒を感じていることに特に親近感を持ちました。関係悪化は、両者の同族増悪なのか と思ってしまいました。2019/01/19
ブラタン
2
「人間関係の基本単位が母子関係であり、それが最良のものであると考えている。」「大陸からの支配を常に受けていたために、被害的かつ自虐的でこびへつらう姿勢が常にある。」等は日本人にない感覚であるが、情動面では日本人に近い民族であることが良くわかる。2008/06/30