内容説明
国際的視野で語る―特許の歴史と常識。産業革命以来の欧米の発明と特許の歴史をひもときながら経済戦略ともなる現代の特許の実態を解明し、21世紀を展望。特許戦争に敗けない―日本を考える。
目次
第1部 サイエンス・ミステリーと特許の周辺―ノーベル物理学賞とエゴイズム
第2部 特許の小さな文明史―産業革命の舞台の上で踊った発明家たち
第3部 知的所有権と現代社会―アンチパテント(特許軽視)と決別する
第4部 現代社会の病巣をえぐる―病んだ社会に光はあるか
第5部 二十一世紀へ―日本没落の兆しか、再生への道か