新潮選書<br> 海辺の民俗学

新潮選書
海辺の民俗学

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784106004186
  • NDC分類 380.1
  • Cコード C0339

内容説明

海は船の通る道であると同時に、物いわぬ漂流物の道でもある。著者は漂着物を探して縄文・弥生時代にまで遡り、文献史料にも注意を怠らず、また漂着物のルーツを尋ねて、沖縄やフィリッピンにも渡った。島崎藤村が「梛子の実」で歌いあげた黒潮と望郷のロマンは、国際交流の海辺の民俗学、そして考現学として結実した。本書は興趣あふれる「漂着物学」への誘いの書である。

目次

第1章 流れ寄る梛子の実ひとつ
第2章 黒潮に乗って
第3章 海漂器が語るもの
第4章 漂着物追跡
第5章 陶磁の道
第6章 漂着物エピソード
第7章 漂着物を求めて
第8章 北の動物達

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

杣人

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筆者の漂着物蒐集にかける情熱は並大抵のものではない。様々な土地を歩いて物事を考え、問題を立てる。そんな研究を自分もやってみたい。2022/08/08

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