出版社内容情報
内戦終結後に再結成された伝説の小劇団。十数年ぶりの公演旅行は、小さな?をきっかけに思わぬ方向へ。ペルー系の俊英が放つ話題作。
伝説の小劇団の公演旅行は、小さな?をきっかけに思わぬ悲劇を生む――。内戦終結後、出所した劇作家を迎えて十数年ぶりに再結成された小劇団は、山あいの町をまわる公演旅行に出発する。しかし、役者たちの胸にくすぶる失われた家族、叶わぬ夢、愛しい人をめぐる痛みの記憶は、小さな?をきっかけにして、波紋が広がるように彼らの人生を狂わせ、次第に追いつめていく――。ペルー系の俊英が放つ話題作。
内容説明
内戦終結後、出所した劇作家を迎えて十数年ぶりに再結成された小劇団は、山あいの町をまわる公演旅行に出発する。しかし、役者たちの胸にくすぶる失われた家族、叶わぬ夢、愛しい人をめぐる痛みの記憶は、小さな嘘をきっかけに波紋が広がるように彼らの人生を狂わせ、次第に追いつめていく―。鮮やかな語りと、息をのむ意外な展開。ペルー系の俊英がさらなる飛躍を見せる、渾身の長篇小説。
著者等紹介
アラルコン,ダニエル[アラルコン,ダニエル] [Alarc´on,Daniel]
1977年、ペルーの首都リマに生まれ、3歳で渡米。コロンビア大学で文化人類学を、アイオワ大学で創作を学び、英語とスペイン語で執筆する。初長篇「ロスト・シティ・レディオ」は各紙誌で激賞され、PEN/USA賞などを受賞。第二長篇となる『夜、僕らは輪になって歩く』はPEN/フォークナー賞の最終候補作となった。サンフランシスコ在住
藤井光[フジイヒカル]
1980年大阪生まれ。同志社大学文学部英文学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
harass
のぶ
りつこ
マリカ