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連合赤軍 少年A

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104649013
  • NDC分類 316.5
  • Cコード C0095

内容説明

兄、弟と共に連合赤軍の活動家となった著者が、生い立ちから武力闘争に加わるまで、そして山岳アジトでの地獄の日々と、「あさま山荘」での出来事を克明に回想。戦後最大の事件を起こした若者たちの真実の姿を描く衝撃の書。

目次

第1章 「でくのぼう」の生き方
第2章 過激派への道
第3章 連合赤軍誕生
第4章 修羅の山
第5章 山荘篭城
第6章 新たなる居場所

著者等紹介

加藤倫教[カトウミチノリ]
1952年愛知県刈谷市生まれ。東海高校卒業後、連合赤軍に参加。服役後、1990年から「藤前干潟を守る会」事務局長、「日本野鳥の会」愛知県支部事務局長などを歴任。現在は「NPO藤前干潟を守る会」理事、「日本野鳥の会」愛知県支部副支部長などを務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小鈴

29
あさま山荘事件の生き残り少年A。逮捕時未成年のため。弟16歳も逮捕。兄は山岳ベースで総括のうえ死亡。熱い性格だから過激派にはまっていったのではなく、その始まりはとても素朴だ。初めて名古屋で見たデモ、飛び入りで参加して町を練り歩く興奮。少しずつ活動していき、東京の大学へ進学した兄からの影響。兄から紹介されたオルグとのつきあい、深みにはまる。永田らと活動するも内心はそれほどコミットせず。総括が繰り返され緊張が続くもようやく武力闘争を始めることが決まる解放感。生き残ったのは下っぱで未成年だから。2018/01/31

テツ

6
まず大前提として僕は学生運動などという正義を建て前にして自分の破壊欲求と群れへの帰属意識を満たしていた連中は大嫌いなのだけれど、当時実の兄を総括で殺害され、あさま山荘で銃撃戦も体験した著者の文章を読んだら更に嫌いになれた。おまえらはまず自分1人で立て。くだらない理想に逃げた過去を反省することなく他人事の様に書かれる記憶。反吐が出る。おまえらが玩具にしたせいで共産主義が死んだということをもっと重く考えるべき。そして仲間を殺すような集団はどんな崇高な理想があろうとも許されないということも。2014/05/08

諏訪 聖

5
図書館。何となく読んでみたけど自分とは相容れない存在だということを改めて認識したわ。永田を悪し様に語ってはいるけど似たようなものだと思う。しかし永田に関しては同性としておぞましさしか感じない。今でいうと「なんかイラッとした」ってだけで私刑を行ったとしか思えない。当時の事を赤軍側から見てみようと思ったけど見ない方が良かった。2015/04/22

ピース店長

4
連合赤軍少年A タイトルだけ見るとなんてカッコいいのだろうか。たしかにオウムとは信念が違うし山岳ベース事件は身の毛もよだつ話だ。せめてもの救いはあさま山荘事件の人質が無事だったことだ。2020/03/02

たまうさ

4
昔の高校生の社会問題への関心の高さに驚いた。2015/04/02

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