内容説明
オムツをうまく当てることが介護ではない。オムツにしない工夫をすることが介護なのだ。食事介助することが介護ではない。一人で食べるための条件を作ることこそ介護なのだ。長く介護関係者の啓蒙に腐心し、絶大な信頼を寄せられている著者が、近代医学盲信の医師や看護婦たちに鋭い批判の矢を放ちつつ、「介護」の意味と具体的ノウハウを、はじめて一般向けに書き下ろす。
目次
第1章 介護を始めるあなたへ
第2章 「寝たきり」をめぐる常識の嘘
第3章 「呆け」をめぐる常識の嘘
第4章 介護は生活づくりだ
第5章 介護は関係づくり
第6章 老人が主体の新しい介護技術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
抹茶モナカ
10
古本市で入手。古本市で買うのも、老人介護の本ばかりに、今年についてはなっちゃった。リハビリ入院中の母親のためにできるのは、心構えをするくらいなので、読んだ。2022/11/20
moe
1
特養でPTとして老人のリハビリに従事してきた著者が、本当の介護について鋭く説いています。目からウロコの話がたくさんありました。来るべき介護人生に備えて一読の価値ありです。2010/07/28
んちも
1
これは学校の図書館に置いて、生徒に課題図書として読ませるといいと思います。介護施設に無理矢理ボランティアで行かせるよりよっぽど良いと思う
にゃん助
0
(。^。^。)2013/01/23