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アスクレピオスの愛人

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  • サイズ A5判/ページ数 361p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103631101
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

彼女は何故、命を賭して感染爆発に挑むのか。男たちは何故、彼女を愛さずにいられないのか。WHOで働く日本人女医の医療ドラマ。

昼は崇高な使命に身を捧げる女医。しかし白衣を脱いだ夜の彼女は、どこまでも罪深き女……WHOのメディカル・オフィサーとして感染症の最前線で働く志帆子。命を賭してウイルスと戦う彼女が本当に求め続けているものとは? 純粋であるがゆえに残酷で、ひたむきさゆえに奔放――。男たちを翻弄してやまない、マリコ文学史上最強のヒロイン誕生!東京、ジュネーブ、アンゴラ、バンコクを舞台に、さまざまな問題を抱える現代医療の世界を鮮烈に生き抜く女を描く、衝撃のメディカル・ロマン。

内容説明

WHOのメディカル・オフィサーとして、感染症医療の最前線で働く美貌の女・志帆子。離婚した有名美容外科医との過去、さらに野心溢れる病院理事長との大人の関係や、年下の小児科医が秘める熱い想い…男たちの憧憬を一身に浴びながら、キャリアも女も輝かせる志帆子には、決して語られることのない「秘密」があった。そしてある事件をきっかけに、彼女の周囲に、憎悪と疑惑、嫉妬の渦が伝染していく―。純粋であるがゆえに残酷で、ひたむきさゆえに奔放。マリコ文学史上最強のヒロイン誕生。東京、ジュネーブ、アンゴラ、バンコクを舞台に、さまざまな問題を抱える現代医療の現場を鮮烈に生き抜く女を描く衝撃のメディカル・ロマン。

著者等紹介

林真理子[ハヤシマリコ]
1954年山梨県生れ。日本大学藝術学部卒業。コピーライターを経て、82年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を出版、ベストセラーに。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞、95年『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美紀ちゃん

49
色々な恋愛の形があるのね。自信のある女性はかっこいい。島清恋愛文学賞なので読んでみた。実は私は、男女共同参画推進委員もやっているのでそういう目線になってしまうのだが、ばりばり働いている女の人が、出産で仕事の方向を変えなければならない日本のシステムが悲しい。女性が子育てとか仕事を両立できる社会になってほしい。ところで、オチは急激すぎて?っていう感じ。2014/03/19

タックン

40
図書館で予約して借りた本。読みやすいのだけれども、みなさんの感想と同じでメインテーマがWHOを中心とする医療・保健なのか、ヒロインの恋愛遍歴なのか焦点がぼけてて伝わるものがなかった。林さん好きだから残念な1冊だな。一応、林ワールドは全快だったけど、ちょっと欲張り過ぎたかな。2013/01/20

❧nao❧

25
なんやかんや言いながらも、林真理子さん、読み続けてます。相変わらず読みやすいから最後までいったけど…あのラストはあんまりでしょう。ちょっと残念。 奔放な私生活は置いといて、「WHOメディカル・オフィサーの生き様」みたいに書き進んで欲しかったです。2013/01/24

幹事検定1級

23
優秀な医者(世界保健機構)でありながら、自由奔放に生きていく女医シーナ。医療には純粋でひたむきで命を懸けて世界の人々を救う一方、プライベートは自分の思いの赴くまま。強烈なストレスの中での仕事は一方で強烈なストレス発散を求めていく、人間の姿なのでしょうか。非常に読みやすい医療小説でした。(図書館本)2015/03/11

ひこかつ

22
林真理子風、メディカルロマンス。 相変わらずバブリー全開! でも、何をメインに繋げていきたかったのか、イマイチ解らなかった。2013/03/10

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