出版社内容情報
二度の離婚、そして五年間の失踪。日本を代表する大歌人には語られざる過去があった。八十三歳、歌会始選者・宮内庁御用掛の大胆なる「私小説」への挑戦。
内容説明
二度の離婚、そして五年間の失踪。日本を代表する大歌人には語られざる過去があった。魂の奥底を辿る自伝。
目次
第1部 日記は、事実よりもつよい―二〇〇九年八月九日‐八月二十二日(自筆年譜の余白に;世俗の栄誉にともなうもの ほか)
第2部 愛の純粋と生活―二〇〇九年十月九日―二〇一〇年二月五日(自分には、あれ以外の生き方はなかったのだ;皇后陛下御誕辰祝賀の会について ほか)
第3部 “虚栄の市”のなかの生―二〇一〇年三月十三日‐八月十二日(イッセイ・ミヤケの上衣;断想集 ほか)
第4部 運命を抱きしめて―二〇一〇年十二月二十三日‐二〇一一年七月十日(何かが自分の中で変った;わが震災記 ほか)
著者等紹介
岡井隆[オカイタカシ]
1928年1月5日愛知県名古屋市生まれ。歌人・文芸評論家。未来短歌会発行人。日本藝術院会員。現、宮内庁御用掛。慶應義塾大学医学部卒。医学博士。内科医師として国立豊橋病院内科医長などを歴任。1946年「アララギ」に参加。1951年、近藤芳美を中心に「未来」創刊。『禁忌と好色』で迢空賞、『親和力』で斎藤茂吉短歌文学賞、『岡井隆コレクション』で現代短歌大賞、『ウランと白鳥』で詩歌文学館賞、『注解する者』で高見順賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっし~
のうみそしる
私的読書メモ3328
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カミヤイン