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W杯(ワールドカップ)ビジネス30年戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103024712
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0095

内容説明

W杯招致合戦を舞台に、日韓、FIFA、電通、UEFA、アディダスなどが繰り広げた、ピッチ外での“壮絶な駆け引き”と“大胆不敵な権謀術数”、そして“意外な真実”が、ついに、明かされる!サッカー界の「光と闇」に迫った、渾身ノンフィクション。

目次

第1章 W杯ビジネスの夜明け―「サッカーは二五〇〇億ドルを稼ぎ出す」FIFA前会長・アベランジェ
第2章 電通の参戦とアディダスの盛衰―「サッカーはメディアだ」電通常務取締役・高橋治之
第3章 日韓W杯招致合戦の舞台裏―「本大会出場という、日本が一度も果たしていない成功を我々は四度も成し遂げている」韓国サッカー協会会長・鄭夢準
第4章 反アベランジェ勢力の台頭―「アベランジェの独裁を許しておくことはできない」UEFA会長・ヨハンソン
第5章 共催決定に潜む真実―「恐らく投票になれば、日本が勝つとは思う。しかし…」FIFA会長・ブラッター
第6章 膨張するサッカービジネス―「世界で一番大きなスポーツマーケティング会社にする」ISL元社長・マルムス

著者等紹介

田崎健太[タザキケンタ]
1968年京都市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、出版社に勤務。週刊誌編集者を経て、フリーに。サッカー、ハンドボール、モータースポーツなど、スポーツを中心に人物ノンフィクションを手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

S君

3
期待していたよりも浅い内容だった。電通もアディダスも現代の日本サッカーファンからは忌み嫌われているが、立ち上げメンバーなんだから既得利権は守るよね、そりゃ。2017/08/28

スプリント

3
日韓共催の裏で繰り広げられたFIFA内の争いが興味深かったです。当時FIFA副会長を務めていた韓国の鄭 夢準の豪腕振りが印象深いですがこの前のソウル市長選挙での審判買収を自分の能力としてひけらかす姿を見てしまうと共催が非常に残念なものに思えてなりません。(自国民からもそっぽ向かれてソウル市長に落選しましたね。)2014/06/19

ハローCZO

2
アベランジェFIFA前会長を取り巻くお金の流れ、電通のサッカー界への進出、2002年W杯誘致合戦の舞台裏などなど今まで知らなかったサッカーに関わる諸々が目白押しで非常に刺激的な一冊だった。 日本は国際的な駆け引きをする時に白すぎるんだろうなと感じさせられた。2013/02/28

hajachan

2
30年戦争というタイトルが示すように、70年代からのFIFAの権力闘争、サッカーとアディダスの関係、日韓大会の招致合戦、電通の果たした役割など、W杯を巡る大きな枠組みの歴史を取り扱った本作。各テーマがそれぞれ本になるくらい大きな話なので、まとめるのは難しい作業だったろう。各章のもっと詳しい話は、それぞれ別の本があると思うのでそれらを探してみるのも楽しそう。2012/11/23

ホリエンテス

2
スポーツとしてのサッカーがビジネスとしてのサッカーに変貌を遂げるまでの歴史。なぜ02年のW杯が日本単独開催から日韓共催になったのかの背景が書かれている。FIFAという組織は既に政治的なしがらみでメチャクチャなんだろうな。その影響がクラブチームや選手まで行かないように願いたい。2012/10/10

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