感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
5
ジッドの作品としては恥ずかしながら2冊目。癇性でコミュ症の幼年時代、いろいろな先生について学んだ子供時代、そして次第に成長して自分の方向性を求めて泳ぎだした青年時代の様々なエピソードに圧倒されます。ワッピーが特に感じたのは、衝動に駆られて一気に突っ走るジッドの激しさでしょうか。ここまで自分を追い詰める厳しさがなければ、文学者にはなれないのかもしれません。青年編のあとのジッドについても、作品を通じてさらに探求していこうと思います。2017/03/22
人工知能
3
「狭き門」でノーベル賞受賞のアンドレ・ジッドの自伝。自らの半生を包み隠さず書いてあって、そこまで暴露しなくても・・とまで思ってしまうくらい赤裸々。ただ、ジッド自身にそこまで興味がなければ、特に第一部は退屈かも。表題は聖書からとったもの。2015/02/06
yukinori_h
0
ジッドの追想録。個人的には第一部がすごく面白くて、本人の人格形成とかを小説的な文脈で非時系列に並べてあって、色々な人が出てくるので小説みたいなもんだと思った。2015/04/25
もっち
0
今のあるがままを愛し、かつそれが最上のものだと信じる…宿命説に対する信念が殊に印象的だった2014/11/01
hechima1106
0
NC