感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ren
2
Michaelの事より曲やダンスのルーツを辿る内容だったと思う。2016/01/12
澤水月
1
顔を黒く塗った白人による人種差別的大衆劇ミンストレル、ジップ・クーン(都会的で気取っているがそれがこっけいな黒人像)、愛らしいちび黒んぼ、品行方正な黒人…“アメリカ主流層”が好む黒人芸人像の歴史に、まだ黒いが(85年刊行)米国音楽業界を破竹の勢いで席巻しつつあるマイケルの姿を重ねる。良著、復刊希望。その後のマイケルの歩みと最期を考えると…2009/07/10
user
1
ジム・クロウとジップ・クーン。白人にとっての安全な黒人なる表象の線上にマイケルは存在する。彼にとり黒人であるとはいかなることだったのか。80年代と末期の彼を比べ見ると、彼の戦いを思い嘆息してしまう。2009/06/28