新潮文庫<br> マンボウ人間博物館

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新潮文庫
マンボウ人間博物館

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784101131382
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

阿呆、ケチ、強情、尊大、無恥、粗野、野蛮、ならず者、身勝手、天邪鬼、不浄、臆病、ヘツライ、おせっかい、口まめ、つましさ、迷信、作り話、酒飯みについて…。おなじみ、マンボウ博士ことと北杜夫が、古代ギリシャの哲学者テオフラストスの名著『人さまざま』をふまえて、あなたにおくる人間博物館。豊富なエピソードとともに、人生の機微をユーモラスに描いた19編のエッセイ。

目次

阿呆について
ケチについて
強情について
尊大について
無恥について
粗野について
野蛮について
ならず者について
身勝手について
天邪鬼について
不浄について
臆病について
ヘツライについて
おせっかいについて
口まめについて
つましさについて
迷信について
作り話について
酒飲みについて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

双海(ふたみ)

18
再読しました。ひとり、部屋で笑っていました。現代版テオフラストス。2015/09/16

フジコ

6
日頃真面目に考え行動し、時に悩み、時に葛藤し、努力をし、忍耐もし、自分なりに頑張る。いつの間にか蓄積されているストレスに気づく。そんな時に読むとストライク。北さんのユーモアをさらに誇張した盛りに盛ったノリノリの文章に、ふふ、ふふふ。あははは。ひやァーッはっはっは。と、笑い飛ばす事間違いなしです。個人差はあると思いますが明日への活力源となるでしょう。最高の褒め言葉として、こんな知性に富む馬鹿げた数々のエピソードで読者を笑かしてくれて、元気をくれた北さん、ありがとう。2013/11/07

やまねっと

4
なかなか興味深く面白く読んだ。 エッセイを19本載せている。丸谷才一よりか面白く読めて、蘊蓄が嫌みたらしく感じない文章だった。 読んだ先から忘れてしまったが、他にも北杜夫の本を読んでみたいと思った。 なんか躁状態で書き殴ったのかなと思える文章が散見出来た。そこもこの本の魅力の一つである。2020/07/05

とん

1
北杜夫『マンボウ人間博物館』. 種々の人間のタイプを面白おかしく記した作品. 我が身を見直す機会となる. 個人的には型にはまりすぎてカタイのが少し残念. 『航海記』のような自由奔放さが欲しい.2017/02/16

双海(ふたみ)

1
阿呆、ケチ、強情、尊大、無知…北さんが古代ギリシャの哲人テオフラストスを踏まえて新たな『人さまざま』を生み出しました。精神衛生上健全なユーモアが溢れだすエッセイ集です。2012/12/25

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