新潮文庫<br> 男性自身 生き残り

新潮文庫
男性自身 生き残り

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  • サイズ 文庫判/ページ数 276p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101111162
  • NDC分類 914.6

内容説明

マメに働けば腹が立つ、野暮に水させば泣かされる、意地でも張らねば退屈だ、とかくに人の世は住みにくい…。だか待てしばし、それでも真面目に生きている男の本音、男のこころがここにある。雑木林の残る東京郊外の、倉庫のような箱のようなまっちかくな家「変奇館」で書かれる、思わず笑いがこぼれたり、なるほどとうなずいたり、“同感”と叫んだりの名エッセイ51編。

目次

私の駄目な
近頃の職人
日本ダービー観戦記
川端さん
生き残り
時計の運命
名人大山康晴
変奇館の春
押し寄せる春
七里ケ浜の哀歌
女房の母
万年筆その後
大関貴ノ花
古今亭志ん生