新潮文庫<br> ご近所パラダイス

新潮文庫
ご近所パラダイス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 250p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101021133
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

直木賞作家にして、詩人、さらに民芸店主と七色の顔をもつ著者が、独特の感覚で世間を語る。恋愛、セクハラ、長嶋一茂…。社会の表層を流れていく事物の後ろ髪をひっつかまえて喝破する。座標軸は揺るぎなき「ご近所」。向こう三軒両隣のミクロコスモスから世界を眺めれば、浮かび上がってくるわびさび、ポエジー、ファンタジー。下駄ばきのパラダイス、堂々の文庫化。

目次

昨今レンアイ事情
ビートたけしの強さの理由
2人の幼女殺しとポッチャリ丸顔
「長嶋茂雄様」が読んだセクシー中尾の変わり身
「私の銅像をお宅に置かせてもらえませんか?」
松田優作のもったいない肉体
「小説書くなら評論家と付き合うな」
恨みを晴らすメント〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ろびん

2
うーん、鮮度が大事なエッセイでしたね……。2017/10/27

sprexphkr138

0
「高円寺純情商店街」からねじめ正一はわりと好んで読んできたが、このようなコラムのようなエッセイのような内容のものは私には性に合わない。 この作家は好きな方だが、残念ながらこの作品は途中でギブアップ。2016/08/12

ozw73

0
1989年から1990にかけてのねじめ正一さんのご近所そのもの。 さほど興味のない野球の、巨人の、又はニュースの話題も不思議なもので、自分もファンになったような気持ちになった。 豆腐から愛があふれている話とか(巨人の)元木がいかに純情かという話とか50ccのバイクの話とか、素直さが反抗より手強い話とか、いろいろ好きです。2008/09/21

カンパネルラ

0
皇族ネタとか巨人ネタとか、どうもピンと来ないと言うか、かなりずれているのが多い。エッセイとしてもあまり面白い部類には入らないだろう2007/10/02

のん

0
吉行淳之介のエッセイの後に読んだので全く違いそれぞれに面白い。阿佐ヶ谷の旧乾物屋、現在は民芸品店を営むおっちゃんのエッセイである。なんとも普通のおっちゃんだ。エッセイは男性の方が好きだ。女性のエッセイは演じている感じがどうしても感じられる。

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