群像日本の作家<br> 太宰治

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群像日本の作家
太宰治

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  • サイズ B6判/ページ数 355p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784095670171
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0393

出版社内容情報

いつまでもつづく魂の交感…長部日出雄/滅びの使徒…高橋和巳/二十世紀における芸術家の宿命…花田清輝/太宰治と文治さん…井伏鱒二/他

日本の近・現代文学に大きな業績を残した文学者23人を選び、作家論・作品論を中心にその作家の全体像をとらえる新しいシリーズ。第3回配本は、“現代”という時代を身をもって表現し、今なお若い人々に人気の高い太宰治。同郷の作家・長部日出雄のエッセイをはじめ、親交のあった井伏鱒二や田中英光らによる思い出の記、奥野健男・高橋和巳らによる作家論などで、太宰の人と文学を解明。

内容説明

青森県内屈指の大地主、貴族院議員の家に生まれながら、無比のやさしさ、無類の羞恥心のゆえに、生涯4度の自殺未遂をくり返し、絶望の淵から生きることへの希望と不安を歌いあげた太宰治38年の劇的な生涯の全容に迫る。

目次

太宰治アルバム
書下ろしエッセイ いつまでもつづく魂の交感
作家論(太宰治論;太宰治;滅びの使徒;自画像について;20世紀における芸術家の宿命)
肉親の証言 御坂峠(津島美知子)
ひと(太宰治君;太宰治との1日;初めてたずねた頃のこと;戦時下の一夜;太宰治と腰越心中 ほか)
太宰治文学紀行―津軽・甲府
文学散歩地図 津軽・甲府・三鷹
同時代の批評(稀有の文才;「晩年」時代の太宰治;太宰治氏の文学 ほか)
作品論(『ヴィヨンの妻』;大庭葉蔵;太宰治におけるパロディの問題 ほか)
ひと(太宰治と文治さん;青森時代の太宰治)
作品推敲のあと「哀蚊」
筆名の由来 作家太宰治の誕生
罪について(太宰治と聖書)
死について(太宰治情死考;太宰治 追悼 ほか)
新しい照明(太宰の読者;フィクションとしての“自画像” ほか)
太宰治の作品
代表作30編ガイド
太宰治年譜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

2
読みたい所だけ読む。三島由紀夫の太宰批判も収録。あそこまで嫌うのは、ある意味好きなんだよね。2011/11/28

0
生原稿で読む『斜陽』、作品推敲『哀蚊/小菅銀吉』など。項の順番がなんだか。2012/11/13

ますみ

0
目を通したといった感じです。

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