出版社内容情報
1864年、明治維新のたった4年前、品川沖からパリへ向かった34人の若者たちがいた。上海で、セイロンで、エジプトで、そしてパリで、彼らは何を見、何を考え、何を持って帰ったのか。日本の夜明けを描いた力作。
■ 目次 ■ 第一章 「スフィンクス写真」の謎 第二章 元治元年二月二十八日カイロの朝 第三章 「洋銀の相場が下がると、大損をするのだ。わかるか?」 第四章 アメリカ公使館に勤めた三人の若きサムライ 第五章 上海「アスター・ハウス」のチョンキナ 第六章 独立国とは何か? 第七章 トルコ風呂と「民族独立」 第八章 巴黎斯サイトー・ケンの登場 第九章 「これが、製鉄というものだ」 第十章 パンタルーン穿きかえたサムライ 第十一章 祭りの後に 終章 百二十二年後「真珠湾攻撃」五十周年の夜
内容説明
スフィンクスの前にたたずむサムライたちの写真が発見された…。この幕末期に写された写真はいったい何を意味しているのだろうか?この書は、サムライたち1人1人を克明に追跡した迫真のドキュメントである。
目次
第1章 「スフィンクス写真」の謎
第2章 元治元年2月28日カイロの朝
第3章 「洋銀の相場が下がると、大損をするのだ。わかるか?」
第4章 アメリカ公使館に勤めた3人の若きサムライ
第5章 上海「アスター・ハウス」のチョンキナ
第6章 独立国とは何か?
第7章 トルコ風呂と「民族独立」
第8章 巴黎斯サイトー・ケンの登場
第9章 「これが、製鉄というものだ」
第10章 パンタルーンに穿きかえたサムライ
第11章 祭りのあとに
終章 122年後「真珠湾攻撃」50周年の夜
感想・レビュー
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とよこ
えすてい
KAIRO