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出版社内容情報
千年の時を超えて生きる鬼と凶星との戦い!
地上に破滅をもたらす凶星との戦いを目前にして、鬼つかいの神島家当主、隆仁の最後の命令が降った。死の床にあって、隆仁がとった決断とは!?鬼つかいの死は果たして人々に何をもたらすのか?いよいよ最終決戦!!
内容説明
地上に破滅をもたらす凶星の正体は天津甕星―天津神でありながら、かつて天を追われた星神であった。神との戦いを目前にして『本家』に戻った二人の鬼たちだったが、弓生は依然として人間への不信を募らせる。一方で神島、御景、秋川の三つの家も互いの溝を深めたまま、人々の絆はもはや失われたかに見えたその時、死の床にあった神島家当主、隆仁の最後の命令が下った。二人の鬼と『本家』の行く末までも大きく揺るがすこととなる、その決断とは!?鬼つかいの死は果たして人々に何をもたらすのか―。
著者等紹介
霜島ケイ[シモジマケイ]
4月18日、大阪生まれ。東京女子短期大学卒業。1990年「出てこい!ユーレイ三兄弟」(朝日ソノラマ刊)でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
31
「封殺鬼シリーズ」第二十五巻。今巻は神島隆仁に尽きる。本家の三家は結束して、次巻からは怒涛のように完結に雪崩れ込む展開になるんだなぁ…とリアルタイムで読んでいたときにしみじみした覚えが。三家の次期当主もそれぞれなるようになる感じだし、なにより二人の鬼達の心情に思いを致した隆仁が本当に凄いなぁ…と感じ入った巻。次巻へGO!2021/11/30
つみき
2
うぅ……いずれは、とは思っていたけれど……切ないです。聖との関係が、そういうものだったんだなぁと思うと、よりやり切れない気持ちになります。でも、若い世代が色々と前に進む気持ちを固められてて、頼もしいですね。2011/10/10
☆CHIKO
2
いろいろと複雑且つマニアックになってきた・・・でも興味深いので頑張って付いていく!そして、憑物が落ちた達彦と自由になった二人の鬼の今後に注目したい。観月台で晩酌する弓生と聖が好きだなー♪余談だが、聖って、時々じーさん臭いところがあるな・・・と思う。そっかー、千年も生きていれば、立派におじいさんだよね。そんな聖に恋する佐穂子って・・・(笑) 2011/06/26
nono
1
図書館本
うづき
1
★ 一休みな巻なのだろうけど、面白い。千年も生きていたとしたら、あれこれ感覚も麻痺しちゃって空っぽにならないものか?とも思うのだけど。案外こんなものかもしれませんね。2010/06/16