出版社内容情報
A級戦犯も合祀されている靖国神社。そこに参拝することは、負い目を感じなければいけないことなのか。“文化干渉”を繰り返す中国・韓国とそれにおもねる国内の反靖国派??彼らの“暴論”に徹底論駁する!
東京裁判のA級戦犯も合祀されている靖国神社。そこに参拝することは、日本人として負い目を感じなければいけないことなのか。“文化干渉”を毎年くり返す中国、韓国とそれにおもねる国内の反靖国派?彼らの“暴論”に対し、大原康男氏らが徹底論駁する。外圧に弱く閉塞する日本の核心は「靖国問題」にあるといっても決して過言ではない。日本人にとって靖国神社とは何なのか、今こそ、日本人にかけられた呪縛を解く!●文庫書き下ろし
内容説明
東京裁判の“A級戦犯”も合祀されている靖国神社。それ故に参拝することは、日本人として負い目を感じなければいけないことなのか。毎年“文化干渉”を繰り返す中国、韓国とそれに阿る国内の反靖国派―彼らが靖国神社に浴びせる“暴論”とそれに呼応しようとする国立戦没者追悼施設への動きに対し、斯界の権威である大原康男氏らが徹底論駁する。外圧に弱く、閉塞状況に陥っている日本の諸問題の核心は「靖国問題」に帰結するといっても決して過言ではない。日本人にとって靖国神社とは何なのか。今こそ、戦後日本人にかけられた呪縛を解く。
目次
第1章 日本人にとって靖国神社とは何か(靖国神社と日本人の死生観―創建の趣旨と国民の思い;戦後の靖国神社の歩み―占領期の苦難から公式参拝運動まで)
第2章 中国・韓国の不当な干渉を排す(“A級戦犯”合祀はどのようにしてなされたか)
第3章 偏狭な憲法解釈がもたらした混迷(靖国神社と憲法―公式参拝合憲の法理;相次ぐ小泉首相参拝違憲訴訟―その意図と補助参加をめぐって;反靖国の仏教徒・キリスト教徒への反論)
第4章 国立戦没者追悼施設はいらない(国立追悼施設問題の本質とその経緯;「追悼懇」報告書の破綻した論理を衝く)