ぎん言―ぎんさんが娘4姉妹に遺した名言

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093965156
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

アハハ 百歳からが老後だがね!

「きんは100シャア」
「ぎんも100シャア」
100歳の双子姉妹として、90年代に国民的人気者となったきんさんぎんさん。
そのぎんさんには4人の娘がいて、
長女から順に98歳、94歳、91歳、89歳。
平均年齢はなんと93歳で、母親譲りのご長寿です。
歩くときに杖も必要とせず、交わす会話も明るく前向き。
テレビに出演すれば、母親並の当意即妙な受け答えで
お茶の間を沸かせます。

なぜ、ぎんさんの娘4姉妹は長寿なのか。
なぜ、こんなにも明るく元気に老いを楽しめるのか。

4姉妹の話に耳を傾けると、
悲しいとき、つらいとき、うれしいとき、
人生の数々の節目で、母・ぎんさんからさまざまな名言を
授けられてきたことがわかります。

著書では、ぎんさんと4姉妹の人生を振り返りながら、

●心のしわは生やしちゃいかん
●やると決めたからにゃあ死んだと思うてやれ
●姉は妹になれん。妹は姉になれん

など、心にじーんとくる37の「ぎん言」を収録。

百歳までボケないための食事や生活習慣の秘訣も紹介しています。

第一章/嫁ぐ4姉妹に授けた”ぎん言”
●日暮れ、腹へれ、夜長なれ
●娘を下手に育てたら、笑われるのは私だがね
ほか

第二章/大切な人を亡くした4姉妹への”ぎん言”
●どんなにつろうても、お天道様はまた出てござる
●やると決めたからにゃあ、死んだと思うてやれ
ほか

第三章/百歳を過ぎてからも輝くための”ぎん言”
●心にしわを生やしちゃ、世の中が面白のうなるでにゃあの
●人間、大事なのは気力だがね
ほか

第四章/百歳までボケないための食事&生活習慣
●腹八分目がいちばんだよ
●「昔はよかった」は感心できん
ほか

内容説明

幸せへの才覚が詰まっている37の名言。100歳までボケない食事、生活習慣の教えも。

目次

第1章 嫁ぐ4姉妹に授けた“ぎん言”(日暮れ、腹へれ、夜長なれ;娘を下手に育てたら、笑われるのは、母親の私だがね ほか)
第2章 大切な人を亡くした4姉妹への“ぎん言”(機械を頼って朝早起きせんのは、なまけもんのすることじゃあ;ここぞというときゃあ、馬鹿力を出さんきゃあ ほか)
第3章 百歳を過ぎてからも輝くための“ぎん言”(心にしわを生やしちゃ、世の中が面白のうなるでにゃあの;老後のために、たくわえることにします ほか)
第4章 百歳までボケないための食事&生活習慣(親の意見となすびの花にはにゃあ、千にひとつも仇はないがね;感謝の気持ちを持って暮らすこと。鬼になって暮らしても、おんなじ一日だが ほか)

著者等紹介

綾野まさる[アヤノマサル]
本名・綾野勝治。1944年、富山県生まれ。’67年、日本コロムビア入社。5年間のサラリーマン生活後、フリーのライターに。特にいのちの尊厳に焦点をあてたノンフィクション分野で執筆。’94年、第2回盲導犬サーブ記念文学賞受賞。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん

22
大変な時代、環境を生き抜いてきたからこそ、説得力のある内容でした。強い人だなと思います。2016/01/21

瑪瑙(サードニックス)

12
ぎんさんの『ぎん言』は本当に心に響く言葉ばかりでした。特に『地獄、極楽はな、この世にあるよ。それはにゃあ、みんな自分がつくっとる』というぎん言には、目からウロコでした。全くその通りだと思いました。ぎんさんの娘さん四姉妹の縁側談義もとても面白くて素敵な姉妹だなあと思いました。又ぎんさんの負けず嫌いな面のエピソードが随所に出てきて、それもとても面白かったです。読みながら、クスッと笑ってしまいました。私も『ぎん言』を胸に刻んで生きていく上でのお手本にしたいと思います。2013/06/23

のし

8
テレビではとても穏やかな印象だったけれど、実はとても強い女性でした。 そしてその考えをしっかり受け継いでみえる。甘えるなということはいつの時代も同じだと感じました。2012/07/26

アソビナコノカ

3
まずは、凄いですねえぇ。辛抱強い、明治生まれの女性の話に上乗せして、双子の話ですからね。双子って、やっぱり、ほぼ姿が同じ。つまり、かぶってるわけだから、余計に意識するんでしょうね。ライバル視と心の支え。娘さん四人の話、ノンフィクションをしっかり読ませてもらいました。2012/07/08

fukui42

2
笑って泣いて、さあ大変!な一冊でした。これは全国民、読むべきですな。平成13年2月108歳で亡くなった蟹江ぎんさん(目の細い方の方ね)。その遺した数々の名言が、今もなお元気に仲良しの平均年齢93歳の4姉妹に息づいてます。どの言葉も、さすが重みがあります。一つ挙げるとすると。「人間はな、足から死んでいく。そいだから足を使(つこう)て、足を大事にしろ」。おっしゃる通りです!2013/03/06

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