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出版社内容情報
いまだに語り継がれる名作「ウルトラQ」「ウルトラマン」は、どのように作られたのか? 自身これらの作品に出演した女優・桜井浩子が、関係者にインタビューしてその謎に迫る、ノンフィクション・ルポ。
前著『ウルトラマン青春記』(1994年・小学館刊)に続いて、女優・桜井浩子が書き下ろした特撮裏話。いまだに語り継がれる、日本初の特撮テレビ番組「ウルトラQ」と「ウルトラマン」。自身、両方の作品に出演された桜井さんが、20人以上の関係者にインタビューし、今まであまり明らかにされることのなかった、番組の成立事情や撮影方法について迫っていくノンフィクション・ルポです。未公開の写真や設定資料など、ファン垂涎の資料も満載。出演者の座談会も今まで以上の充実した内容となっています。 円谷プロ40周年にあたる本年、当時熱中していた40代のオールドファンから、特撮好きの10?20代のファンまで満足できる特撮読み物です。
内容説明
女優・桜井浩子が、関係者多数にインタビューしてその謎を解き明かす、書き下ろしノンフィクション。出演者・関係者による座談会も充実。特に科特隊の少年隊員・ホシノ少年役の津沢彰秀氏とは、放送終了以来36年ぶりの再会。貴重な話で盛りあがる。
目次
第1章 ウルトラQの誕生
第2章 ウルトラマンの誕生
第3章 円谷一と中川晴之助
第4章 ウルトラの暴れん坊
第5章 円谷英二
第6章 特撮の裏話
第7章 ロケ地の思い出
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bugsy Malone
54
以前読んだ「ウルトラマン青春記」に続くフジ隊員役の桜井浩子さんの著書第2弾。「青春記」の少しお茶目っぽい語り口とはまた違った趣で、当時の作り手たちに話を聞きながらまとめ上げたノンフィクションルポとなっていた。数々の証言や裏話、未公開写真も非常に興味深く、科特隊のメンバーや36年振りに会ったというホシノ少年役の津澤彰秀さんとの対談では、読んでいて懐かしいやらニヤっとさせられるやら。とても楽しい1冊でした。2016/08/30
尿酸値高杉晋作
4
破茶滅茶な現場ですなー。 そりゃ円谷プロに金が残るわけ無い。2022/08/11
雨巫女。@新潮部
4
《私ー図書館》当時の撮影所で、働いてみたかった。裏方で、かまわない。ウルトラQやウルトラマンの撮影は、素晴らしい。桜井さんの話は、貴重でした。
よしだ まさし
1
桜井浩子『ウルトラマン創世記』小学館を読了。 「ウルトラQ」でユリちゃん、「ウルトラマン」でフジ隊員を演じた桜井浩子が、「ウルトラQ」や「ウルトラマン」に関わったスタッフ、キャストに取材して、当時の裏話などをまとめたノンフィクション。 2003年発行なので、その後に出た関連書なども読んでいると内容が重複してしまったりもするのだけれど、それでも充分に面白く読むことができた。桜井浩子には、本書に先行する『ウルトラマン青春記』、先日読んだ『ヒロコ ウルトラの女神誕生物語』といった類書があるが、それぞれに面2016/02/10
yi120
1
図書館の特撮フェア・コーナーで見つけた。高度成長期、真っ只中の時代の芸能界の困難と喜びが詰まっている。特撮創世記に関わった人達の熱さが伝わってくる。やはり若さは何事にも代えられないなあ。桜井さんの部屋に忍び込んできたのは誰なのか気になる(笑)2016/02/17