日本妖怪異聞録

日本妖怪異聞録

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784092073029
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0039

出版社内容情報

酒呑童子、鬼女紅葉、…。日本を代表する8大妖怪のひとつひとつを、宗教的・歴史的背景から徹底的に分析し、その実態に迫る。古典絵巻などの図版も豊富に収録。

目次 第一章 大江山の酒呑童子 日本妖怪史最強のヒーロー 酒呑童子物語を推理する 酒呑童子は越後生まれ? 酒呑童子の父はヤマタノオロチ? 酒呑童子の怨念は被征服民の魂の叫び 第二章 妖狐 玉藻前 狐は人をばかすもの 朝廷転覆を狙う、スケールの大きな妖狐譚 陰陽師の呪術が物語をリードする 歴史的事実と宗教的背景 土地に残る殺生石譚 狐は必ず美女に化ける? 第三章 是害坊天狗 天狗とはそもそも何か? 僧をだます天狗の敵は仏教 天狗とはもともとなんだったのか? 第四章 日本の大魔王 崇徳上皇 実在の人 崇徳上皇 呪われた崇徳院の出生の秘密 『太平記』にみる怨霊天狗の暗躍    天狗の内裏に行き着いた牛若丸 いまなお続く崇徳上皇の怨念 第五章 鬼女 紅葉 鬼伝説から創作された『鬼女伝説』 語り続けられた戸隠の鬼伝承 なぜ、鬼女物語が語り継がれるのか? 第六章 つくも神 妖怪たちのパレード『百鬼夜行絵巻』   百鬼夜行の目的は何か? 百鬼夜行から器物の夜行へ 『付喪神絵巻』は『是害坊絵巻』の真言宗版? 第七章 鈴鹿山の大嶽丸 宝物倉に納められた三大妖怪 鈴鹿山の鬼神・大嶽丸 大嶽丸蘇り、またも暴れ回る 第八章 宇治の橋

内容説明

大江山の酒天童子、那須野の妖狐・玉藻前、大天狗となった崇徳上皇―。日本文化史の裏面を蠢いてきた妖怪たちを、異界研究の第一人者・小松和彦(大阪大助教授)が解読する。日本の八大妖怪完全分析。

目次

第1章 大江山の酒呑童子
第2章 妖狐 玉藻前
第3章 是害坊天狗
第4章 日本の大魔王 崇徳上皇
第5章 鬼女 紅葉
第6章 つくも神
第7章 鈴鹿山の大岳丸
第8章 宇治の橋姫

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夏石

0
酒呑童子を被征服者と見立てる考察が面白かった。八岐大蛇の血を引くという説も意外性があった。2013/07/08

てつ

0
酒呑童子、玉藻前、崇徳上皇といったビッグな方々が平易な文章と注釈で書かれているのでお子様でも安心。 図書館の児童書コーナーから借りて読みました。2013/03/13

くっきぃ

0
★★+☆☆2009/10/28

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