小学館叢書<br> 幸運児

小学館叢書
幸運児

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  • サイズ B6判/ページ数 377p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784091971715
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0379

出版社内容情報

藤子・F・不二雄の、ちょっと変わった味わいの作品を集めた異色短編集。SF的手法と鋭い風刺精神を存分に発揮し、大胆かつ繊細な構成で不可思議世界を描き出す。「藤子美学の世界」に、どっぷりと浸かれる作品集!

▼第1話/オヤジ・ロック▼第2話/じじぬき▼第3話/自分会議▼第4話/間引き▼第5話/3万3千平米▼第6話/劇画・オバQ▼第7話/ドジ田ドジ郎の幸運▼第8話/T・Mは絶対に▼第9話/ミノタウロスの皿▼第10話/一千年後の再会▼第11話/ヒョンヒョロ▼第12話/わが子・スーパーマン▼第13話/コロリころげた木の根っ子▼第14話/ミラクルマン▼第15話/大予言▼第16話/老雄大いに語る▼第17話/光陰▼第18話/幸運児▼第19話/やすらぎの館▼エッセイ・北村想●登場人物/オレ(故障した宇宙船の乗組員。地球型の惑星に不時着する)。ミノア(“本年度ミノタウロスの皿”の栄誉に輝く少女)。(第9話)男(やり手の会社社長。毎日の激務の中で胃を壊し、ガンではないかと疑っている)。医師(男の友人。男の疲労ぶりを見かねてアドバイスする)。(第19話)●あらすじ/同居する息子夫婦と孫から、あからさまに邪険に扱われ、家での居場所もない老人の穴黒厳三は、そんな家族へのあてつけに雨の中、釣りに出かけてそのまま死んでしまう。やってきた天国で、亡き妻と再会した厳三だったが、「下界テレビ」で自分の通夜を見ているうちに家族のことが恋しくなり……(第2話)。▼乗ってい

幸運児

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あらき

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どれも傑作。ときどきすごく響く言葉とかがあった。劇画版オバQ、切なかったです。いつのまにか自分がオバQの立場ではなくなってしまったような気がしました。2016/04/24

towerofthesun

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劇画オバQ、噂には聞いていたが初めて読んだ。いずれの短編も暗すぎる。2014/12/26

おとなり

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大人向け漫画ですが、大人が読む方がしんどい話でいっぱい。うつぅ…。しかし、人口爆発は最近めっきり聞かれず、少子化問題をよく騒がれるようになったのはなんだか不思議。2013/03/03

左京

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藤子・F・不二雄論読んでFさん感じええ子供の世界を描く担当かと思ったらAさんに負けないぐらいブラックな名品も書いてはること知って図書館で借りてみました。特にやすらぎの館が気に入りました劇画・オバQは自分の漫画を自分でパロディーにするという手法がお見事!ショウちゃん達大人になってしまって(劇画化されていて)オバQひとりぼっち(オバQはそのまま)。読後とても寂しくなります2011/08/23

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