出版社内容情報
「会社」にとって都合の悪い人間の、人格を消して始末する「潰し屋」。記憶の中の「ヤマ」と「タニ」を巡る戦いがここに幕を開ける!!
▼第30話／痕跡▼第31話／風の道▼第32話／同じ「ヤマ」▼第33話／亡霊▼第34話／光魚▼第35話／碧水（へきすい）▼第36話／ペット▼第37話／矛盾▼第38話／裏切り▼第39話／壊れた水槽▼第40話／チャンス▼第41話／再会●主な登場人物／ヒロキ（記憶操作能力者。「ヤマ親」の司を慕い、司以外の命令は聞かない）、司（ヒロキの「ヤマ親」であり親友。実は「会社」側の人間）、桂木（潰し屋を管理する「会社」側の人間）、悟（林に拾われ育てられた記憶操作能力者。桂木と行動を共にする）、林（潰し屋のひとり。現在逃亡中）、メイリン（「ベビー」と呼ばれる記憶操作能力者）●あらすじ／社長に会うため、機内にいる司は、悟のことを考えていた。司は悟を潰そうとしているのだ。一方ロンは、司のペット（ヒロキ）が病院に担ぎ込まれたことが気に入らず、社長と話し合っていた。ロンは、同じ病院に隔離されている林を、ヒロキが救い出すのではと危惧していたのだった。が、社長には秘策があり…（第30話）。●本巻の特徴／「仕事」で「会社」の邪魔者を潰したヒロキは、司の看病疲れから現場で倒れてしまう。救急車で運ばれたものの、単なる栄養失調とわかり、すぐ出ようとする。だがその時、病院のあ
