出版社内容情報
「究極のメニユー」作りに挑む、東西新聞社文化部の、山岡士郎と栗田ゆう子。「食」ブームを巻き起こした大人気作!!
▼第1話/『究極のメニュー』の真価!?▼第2話/真心に応える食品▼第3話/出産のお祝い▼第4話/“究極の紅茶”(前編・中編・後編)▼第5話/ベトナムの卵(前編・後編)▼第6話/競馬で本年を占う!!●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)、栗田ゆう子(東西新聞文化部員。夫の山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)、海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探求者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父)●あらすじ/前に山岡たちが出した最高級のトリュフに気をよくした大原社主は、全線テレビ社長・皮山の「『究極のメニュー』とやらは、結局トリュフを超えられないのか?」という挑発的な意見に、つい「トリュフ以上の『究極のメニュー』を作る。出来ない場合は『究極のメニュー』作りをやめる!」と宣言。さっそく山岡たちに、1000万円かかってもいいから、トリュフ以上のものを作れと命令する。社主のあまりに子供じみた発言にあきれかえる山岡とゆう子…。そんな折、山岡たちの隣人で画家の貴恵子が、画学生としてイタリア留学の奨学金がもらえることになった。喜ぶ山岡とゆう子だが、夫と離れてまで留
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めしいらず
40
巻次が増すに従い、社主の俗物ぶりはますます拍車がかかっている。自分の体面を保つ為なら一切金に糸目を付けない。だから彼が社運を賭すとのたまう「究極のメニュー」に対し、あらゆる方面から難癖がついてしまうのも致し方ないかと。初期の些事に動じぬ奥行きのある人柄は今いずこ。「『究極のメニュー』の真価!?」 孵りかけの卵を食するベトナム料理「ホビロン」。他国で育まれた食文化を否定するつもりはないけど、ボクは食べられません。「ベトナムの卵」 互いを思い遣る気持ちの交換の美しさ。嘘も方便とはこのことか。「出産のお祝い」2016/01/07
抹茶モナカ
11
町の古本市で1冊10円で購入した本。紅茶の話は、奥深そうで、読んでいても、よくわからなかった。お茶っ葉の新芽の話だとは、わかるんだけど。漫画原作に取材料が出たのか、やたら海外に行く。海外取材した結果を立て続けに放出しているのかも。この漫画は、あまり続けて読むと、食材の調理の仕方の蘊蓄とか、原作の見識とか、細かい事が読んでいて邪魔臭くなる。富井副部長にものすごくシンパシーを覚える。とりあえず、読み終えたので、ゴミ箱行き。1冊10円だったので、そんな扱いをしてるけど、読み返してみたい気もする。2020/02/10
Riopapa
7
ベトナム料理というとフォーぐらいしか知らないが、鍋料理は美味しそう。2018/03/18
読み人知らず
6
辰さん再び。冬美さんの子供もかわいい。いい関係だなと思う^^孵りかけの卵、、、なかなか食べづらいけどなぁ^^;2010/06/13
あんり
5
飲んでみたい究極と至高の紅茶。2011/01/22