ビッグコミックス<br> 美味しんぼ 〈9〉 再会の丼

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ビッグコミックス
美味しんぼ 〈9〉 再会の丼

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  • サイズ コミック判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784091807595
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

「究極のメニユー」作りに挑む、東西新聞社文化部の、山岡士郎と栗田ゆう子。「食」ブームを巻き起こした大人気作!!

▼第1話/ハンバーガーの要素・前編、後編▼第2話/食べない理由・前編、後編(フアッテューチョン)▼第3話/再会の丼(牛丼)▼第4話/黒い刺身(カワハギの肝)▼第5話/5年目のパスタ(マカロニ)▼第6話/日米味合戦(化学調味料)▼第7話/最高の肉(サーロインステーキ)▼第8話/新妻の手料理(うずめめし) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)、栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)、海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/才能あふれる料理人・宇田が美食倶楽部を辞めたいと言い出した。より大勢の人を喜ばせるために、ハンバーガーショップを始めたいというのだ。最高の牛肉を手に入れ、いよいよ開店の日、海原雄山が宇田の店にやってきた。宇田のハンバーガーを一口食べた雄山は「こんなものは売り物にならん!」と一喝。一般の客たちも見向きもしない。山岡には、その理由が判っていた…(第1話)。▼東京のデパートの経営者は2か月に一度、親睦の意味で食事会を開いている。だが、そのメンバ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

竹城 俊之介

55
第1話「ハンバーガーの要素」。海原雄山先生が可愛がっている美食倶楽部の料理人宇田が、突然辞めると言い出す。理由は「ハンバーガーショップを開くため」。 なんか山岡&栗田さんは、宇田の話を聞いて、信念とか考え方をべた褒めしているが、本当にいいのか、宇田よ? まず親の遺産が手に入ったから開店という安易なスタート。日本料理最高峰の店で学ぶチャンスを捨て、まさかのファストフード界に鞍替えするという選択。なにより作ったハンバーガーがいまいち旨くない。宇田の未来が心配。 そして海原先生のツンツンな愛情が可愛らしい。2021/03/18

めしいらず

40
表題作といい他といい、人情話が多い巻。中でも「5年目のパスタ」が好み。職場のライバルを出し抜いて親方の娘と結婚した主人公より、勝負の負けを認め、潔く身を引くライバルの存在こそが光っている。想い人への愛惜を心の奥底に飲み込み、きっと相手の家庭までも慮ったであろうその一コマが、見事。2014/09/24

再び読書

15
本当の材料を使えば、素晴らしい料理が出来るか?アイスクリームの話でも出てきたが、組み合わせにより、良い材料も駄目な材料と組み合わせると、駄目な材料同士の組み合わせに及ばない。究極のスープ佛跳牆も出てくるし、関西では普通に食べるが、関東ではまず食べない筋肉の実力も見せる。中国残留孤児の話も、「永遠の0」で表される戦争の忌まわしき事だが、今思い出すべき事い思える。2014/01/03

不自他

12
『再会の丼』は落語家・吉笑さんの再生劇。彼が披露する演目『船徳』と境遇が被っている。 安心して読めるこういう話こそが美味しんぼの真骨頂。/『5年目のパスタ』はある意味で歴代屈指の胸糞回。木崎さんの方が人間の器・料理の腕が完全に上。「試合に勝って勝負に負けた」とはまさにこのこと。/うずめ飯は日本人には堪らない味だろう。

ひじり☆

12
牛スジ丼食べたい!!2019/01/26

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