ヤングジャンプコミックス ＺＥＴＭＡＮ 〈７〉

桂正和

集英社（2006/07発売）

• サイズ コミック判／ページ数 209p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088771144
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[６４５]

束の間の平穏だったが、小葉との場面に安堵した。２年前の回想に入り、おばさんの生存を確認した時と機械に生かされるじいちゃんを死なせてあげた時のジンの涙に心打たれる。しかし、同時にジンは自身の過去や背景を知り“ＺＥＴ”としての自分を受け入れる決断をしてしまった。それはおばさんを生かす事になってもジンを“人間”としてというじいちゃんの思いには反する事ではないか？複雑な心境にならざるを得ない。事の発端である光鎧がプレイヤーの件に関して妙な正義感で行動している分、この話の“悪”の定義というのは朧げで曖昧な印象。

2013/08/02

[地下鉄パミュ]

神崎仁かと思っていたが神崎人が正式と言う事です。人として生きて欲しい、人として育てたい、化け物じゃ無いんだお前は、神崎のじっちゃんの想いが込めてある名前なんだと感じた。それでもゼット（化け物）に成らなければならない現実。苦悩しながらも現実を受け止めるジンに人間らしさを見た気がします。育て方は間違いでは無かった。ジンのミッションはアマギの研究所から逃げたプレイヤーの駆逐が最大の目的。生きるか死ぬか、正に生死の戦いが待ち受けている。王道なパターンの展開だが、緊張感は尋常ではない。物語の進め方が上手い。

2022/03/29

[夏野]

レンタル。ZETになるってどういうことなんだろう。ジンは相変わらず飄々としてるけど、2年前のことは修羅場だったような。変わり果てたじいちゃん。最期の言葉に涙があふれた。

2012/10/03

[いおむ]

既読済みです。

2019/12/06

[jojoemon]

ジンの過去編。ジンの生い立ちや過去の謎の部分を丁寧に描写。おばさん生きてて良かったです。

2010/07/31