出版社内容情報
ダサくて甘酸っぱい、女の子たちの青春小説
空振り続きの高校生活で、最後の学園祭に期待する女子高生。同窓会で昔の自分に赤面する20代女子。退屈だった「あのころ」が輝きだす、甘酸っぱくて切ない青春小説集。(解説/宮木あや子)
内容説明
退屈でなんにもないと思ってた。でも本当は、きらきらと輝くかけがえのない日々だった―。空振り続きの高校生活で、最後の学園祭に一発逆転のときめきを期待する女子高生。「一生処女でいようね」と誓ったオタク仲間の足抜けに、動揺する女子大生。理想と現実のギャップにもだえる、一途でキュートな女の子たちの青春6編。
著者等紹介
吉川トリコ[ヨシカワトリコ]
1977年生まれ。2004年「ねむりひめ」で「女による女のためのR‐18文学賞」の大賞・読者賞をダブル受賞。同年、受賞作を含む作品集『しゃぼん』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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