集英社新書<br> たとえ世界が終わっても―その先の日本を生きる君たちへ

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集英社新書
たとえ世界が終わっても―その先の日本を生きる君たちへ

  • 橋本 治【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087208702
  • NDC分類 304
  • Cコード C0236

出版社内容情報

“英国のEU離脱決定"と“トランプ当選"から「成功と成長を志向する資本主義経済の終焉」を考える橋本氏。“心のない論理"が蔓延する日本への処方箋は何か。問答形式で綴られる次世代へのメッセージ。




橋本 治[ハシモトオサム]

内容説明

“イギリスのEU離脱決定”と“ドナルド・トランプのアメリカ大統領選当選”を見て、成長と拡大を求め続ける資本主義経済の終焉を確信したという橋本治。資本主義の終わりとは何か?その後を我々はどう生きるべきなのか?「昭和の終わりと同時に日本経済は飽和した」「貿易なんて西洋人の陰謀に過ぎない」「国民はクビにできないので、企業経営感覚の政治家は容易に差別主義者になる」など、政治や経済といった枠を超えて次世代に語りかけるメッセージ。

目次

序章 イギリスのEU離脱を見ながら考えた
第1章 バブルになるとどうなるのか
第2章 「ヨーロッパ」という謎を解く
第3章 経済は飽和したら終わるものだ
第4章 バブルを経て「社会」が消えた
第5章 なにを言ってもムダな人たち
第6章 世界が終わった後に
終章 不思議な王子様のモノローグ―私は中学生のときにバブルを見た

著者等紹介

橋本治[ハシモトオサム]
1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒業後、小説、評論、戯曲、エッセイと幅広く文筆活動を行う。『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、『双調平家物語』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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小鈴

30
これは凄い。多くの人に読まれてほしい。「大きなものの終焉」の話は見田宗介と見据えているものはまったく同じでちょっと驚きました。考え抜ける人は辿り着くところは同じだ。この世界史的大変動が何なのかが見えている(見田は橋本治より根源的だが)。それを雑談のように語る、この話芸は橋本治にしかできない技だろう。おそらく、日本でこの二人が語り始めている「思想」は偶然ではないはずだ。 2017/05/20

めだか

26
「語り下し本」。昭和やバブルを体験しない世代の編集者との対談は面白い。橋本氏の独特の語り口調が他の著書より判り易いかも。大きいことは果たして良いことなのか?「足るを知る」というか「清貧」や「断捨離」の発想に通じるものがあるのかも。メルカリなど中古販売やシェアリング等、最近は、膨張一方の経済が方向転換し始めているのかもしれない。2019/03/06

阿部義彦

26
集英社インターナショナルで気を吐く集英社本家の新書から橋本治さんの語り下ろし本です。何故語り下ろしにしたかを冒頭で「年をとったから」としています、難病でも有るしこの先ちゃんと執筆出来るのか心配です。が兎に角若者二人を相手に言いっぱなし、それから先は自分で考えろってこと。金融経済の終焉、大きくしろはもはや解決策では無い、経済は飽和した。にはご尤も、小さく儲ける、この辺は出版業界の「ひとり出版社」が元気で面白いと重ね合わせました。QandA形式なので分かりやすいです。金儲けと自己啓発には無縁な橋本節健在!2017/03/18

とよぽん

22
橋本治さんの本を初めて読んだ。ラジオ番組のゲストで、この本の話をしていらっしゃったのを聞いて。いろいろうなずけることがあったが、「正義とは『損得で判断しない』ということ」、「正義というものは、いつも自己犠牲を要求するもの」という言葉がとても印象に残った。小説、評論、戯曲、エッセイ、古典の現代語訳など幅広い文筆活動をしてこられたようなので、他の本も読んでみたい。2017/08/02

kotte

22
大きなものが終焉を迎えているという著者の指摘は正しいと思います。著者はいろいろなことを話しているので、内容がまとまっていないように感じますが、私が社会に対して感じている違和感の説明になっている部分があり、読んでよかったです。一番面白かったことはEUを「貧乏人の互助会」と言っている部分ですね。この一言で現在のEUの混迷が説明できてしまうのではないでしょうか。2017/03/20

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