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集英社新書
新聞記者という仕事

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087202052
  • NDC分類 070.16
  • Cコード C0236

内容説明

新聞がもっとも輝いていた時代。それは戦争に対する切ないほどの反省の上に立った新聞ジャーナリズムが、日本の再生に向けて真摯な言論活動を行なっていたころだった。いま、その時代の熱気はどこへいってしまったのか。新聞記者として、長く第一線で活躍してきた著者が、熱い時代の自身を語りつつ、変質していく新聞への厳しい批判を展開する。新聞史上に残るスクープや調査報道が、なぜ最近見られなくなったのか。新聞の再生には何が必要なのか。著者渾身の新聞ジャーナリズム論。

目次

序章 新聞の危機
第1章 新聞の輝き
第2章 テレビと新聞
第3章 新聞の弱点
第4章 新聞と調査報道
第5章 新聞の落とし穴
第6章 読売・朝日の憲法対決
第7章 新聞復権への道

著者等紹介

柴田鉄治[シバタテツジ]
1935年、東京都生まれ。東京大学理学部卒業。59年、朝日新聞社入社。東京本社社会部記者、福島支局長、論説委員、科学部長、社会部長、出版局長、論説主幹代理、総研センター所長などを歴任。その後、朝日カルチャーセンター社長を経て、国際基督教大学客員教授に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aya

3
新聞記者の生活とか信条を期待していたのに、政治とジャーナリズムの関わりについて書かれていてちょっとがっかり。この本の発刊から10年ほど経っているが権力のチェック機能として新聞は機能するようになったか。うーむ。記者クラブの件など、著者の問題提起は聞き入れられずここまで来ている感がある。ペンタゴンペーパーズ事件について詳しく調べてみたい。2014/02/09

そらえもん

1
新聞の歴史なども、分かりやすい。2013/07/05

atsu

1
マスメディアが大きく関わった事件を振り返っている点が良かった。縮刷版などを用いて当時の記事を実際に読んでみたい。朝日の自慢話にしか聞こえない箇所が少々見受けられた、か。2012/10/20

ishimps

1
新聞をめぐる戦後の事件、論点が整理されていてよい。権力のチェック機能とかそういう大上段を原点に据えているのも筋が通っていてよい。面白かった。2012/08/21

owawamure

1
かなり前に現役を退いた新聞記者があの時代はよかった、新聞ももっと頑張らなきゃダメだぜ、といっているだけなような気がする。棚上げ感というのだろうか。2011/12/24

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