感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Toska
7
女風呂に乱入、マミヤから「人を呼ぶわよ!」と叱られたのに対し「呼ぶがいい 来た人間が 死ぬだけだ!」と完璧な五七調で返すレイはなかなかの粋人と見た。頓狂な断末魔ばかりが注目されがちだが、こうした日本語としてのリズムのよさも『北斗の拳』の持ち味なんじゃないだろうか。「てめえらの血は何色だ!」(これもレイ)、「俺の右腕はここにある」「このお方の名を言ってみろ」等々。2023/06/28
なつ
7
独占欲のために外道の犠牲となる人々・・・バットとトヨおばあさんとのやりとりで泣いてしまいました。村の子供を守るためにジャッカル一味に立ち向かった彼女は、まさしく善人の鑑でしょう。ケンシロウのジャッカルたちに対する「やつらのために祈る言葉はない」という言葉も印象的です。2017/10/18
文吾
4
★★★/南斗聖拳のシン、婚約者ユリアの死を乗り越え南斗水鳥拳のレイと出会う。美女マミヤの町でレイの妹アイリ奪還に動いたとこまで。(t)2023/09/17
太郎丸
4
ラオウの伏線はこの頃からあったのか。2021/12/18
がんぞ
4
真の主人公はバットか。水が貴重、舞台は日本列島ではない?続出する拳法は漢字名、中国大陸?井戸が「岩盤に当たってこれ以上掘れないんだよ」何か工夫があるのかと思えばパンチ一発で巌を破壊する(ちょっと白け)。砂漠を乗り切るのは動力二輪四輪ばかり、近代兵器は無いらしい。人名苗字無く倫理も荒廃。“人質をとって強要する”のパターンばかり。いくら立腹したからといってマミヤを中心とするコミニュティーの子供を皆殺しは馬鹿げている。男を殺してもいいが女の子は残しとけよ。南斗水鳥拳のレイを見るケンシロウの目が優しいのが唯一救い2016/02/14