内容説明
別行動をしていた勝長から、景虎と直江は奇妙な噂を聞いた。妖刀による、刃傷事件が相次いでいるというのだ。妖刀はあまりの多さに『狂刀』と呼ばれ、それは景勝の陣中においても騒ぎをおこしていた。景虎たちは、その事件を調べるため府内に戻る。だがそこで、暴力沙汰を起こしていた少年が「狂刀は景虎公とおれたちがバラまいた」と叫ぶのを聞いて…!?炎の蜃気楼(ミラージュ)邂逅編2、待望の文庫化。
著者等紹介
桑原水菜[クワバラミズナ]
9月23日千葉県生まれ。天秤座。O型。中央大学文学部史学科卒業。1989年下期コバルト読者大賞を受賞
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感想・レビュー
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ぶっくlover
8
読み始めると、決着が着くまで読み続けてしまう。不味いなー(-_-;)2021/10/23
枯伍
5
偽景虎を擁する組織に潜入捜査。偽者と本物のやりとりが何ともいえないww 自分は死んだけど今も生きていることで、どんどん価値観が揺らいでいくあたりが厳しいねー2012/11/02
昼
4
p9笑い声などあげながら、子供たちに混ざって一緒に影踏みをしているのである。景虎可愛いなおい2015/01/05
りつか
4
なんか偽景虎のことを景虎が危なっかしいなってみてるところで「え,心配してるの? いいの? いいの?」って思ってしまったんだけど景虎と直江のやりとりが基本的に殺伐とした感じでずっと続いててよかった。ほんとによかった。【tkb】2013/02/28
kalo
4
調伏をマスターできておらず、景虎様に一人前扱いしてもらえない直江に、ついつい、ニンマリしてしまいます。2012/10/08