出版社内容情報
人と犬との奇跡の7日間を描く映画ノベライズ!
保健所に捕獲された母子犬の命の期限は7日間。それを救おうと奮闘する父娘を描く。宮崎であった実話をもとに、犬と人間の心のふれあいを紡いだ感動作!
内容説明
小学五年生の里美はふとしたことから父の本当の仕事を知り、大好きなはずの父を許せないでいた。そんなとき、凶暴で危険だからと捕獲された母子犬と出会う。その犬たちには、あと数日という命の期限があった。子犬を守ろうと必死に牙をむく母犬に感動した里美は、「なんとか助けてほしい」と父に頼むのだが…。宮崎で本当にあった、人と犬たちの奇跡を題材にした、心あたたまる物語。小学中級から。
著者等紹介
五十嵐佳子[イガラシケイコ]
山形県生まれ。フリーライター
高野きか[タカノキカ]
兵庫県生まれ。2010年「りぼん」11月号掲載の『ランドエスケープ』で、漫画家デビュー。現在は、「りぼん」「りぼんスペシャル」などで活躍中
平松恵美子[ヒラマツエミコ]
岡山県出身。1992年、鎌倉映画塾に第一期生として入塾。その後、主に山田洋次監督の助監督として活躍。共同脚本に『武士の一分』『母べえ』『おとうと』など(ともに山田洋次監督作)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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雨巫女。@新潮部
10
《私‐図書館》お父さん役、堺 雅人さんだよね。私も、悪いのはペットを捨てた人々です。処理を行う施設の方々を責めてはいけないと思う。2013/07/10
かずは
2
実際にあったお話で、映画化もされています。DVDも出ているので、レンタルしたいと思いました。人間の都合で、処分される犬や猫。少しでも、その数が減らしていけるとよいのですが…。2013/08/19
十六夜咲耶
1
処分される動物が居なくなる日が来ると良いな。
まゆみ
0
娘が買った本。涙が止まりませんでした。映画は見てませんでしたので、今度、ビデオ鑑賞します。2015/09/26
おーうち
0
あとから巻頭のおじいさんとの話を読んでなっとく。映像がうかんでくる。2015/05/21