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内容説明
２０代の華やかな栄光と５０代の苦しい闘病は、７０代の充実のためだったと思える。
目次
１ 歌に人生を込めること、そこに心血を注ぎたい
２ 青春を燃やした宝塚の１３年間、内向的だった子ども時代
３ 生きることをあきらめかけた、長い闘病の日々
４ 今の自分に似合うもの、心地いいものを着ていたい
５ ベーシックな服の着回しに、頭をひねるのが楽しい
６ 好きなものに囲まれた、私らしい暮らし方
７ 大事なものを抱きしめて、これからも生きていく
著者等紹介
安奈淳［アンナジュン］
１９４７年７月２９日生まれ。大阪府出身。本名は富岡美樹。愛称はオトミ、ミキちゃん。１９６５年、宝塚歌劇団に入団。５１期生。１９７０年、星組男役トップスターに就任。その後花組に組替え。１９７５年、「ベルサイユのばら」で演じたオスカルは大きな当たり役となり第１期ベルばらブームを築く。１９７８年、「風と共に去りぬ」のスカーレット役を最後に退団。退団後は「南太平洋」「屋根の上のバイオリン弾き」「レ・ミゼラブル」などの舞台やテレビドラマに出演。２０１２年、第３３回松尾芸能賞・優秀賞を受賞。２０１４年、宝塚歌劇団創立１００周年に創設された「宝塚歌劇の殿堂」に、最初の１００人の１人として殿堂入り。現在は歌手としてコンサートやショーなどを中心に活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おくちゃん🌸柳緑花紅
76
ベルバラのオスカル♡大病をされた50代から60代そして今は70代になられたけれど、素敵さは変わらない。洋服の色で眼鏡を使い分ける。白髪染めは1度もしたことがないグレイヘアも1ヶ月半に1度パーマとカット。(私はガッチリ白髪染め😅)バッグは、軽いもの。靴は大事に長く。ヨーガンレールが似合う人になりたいと思った時期もあったなぁ。「今あるものをとことん輝かせると決めた」と、安奈淳さんは輝いている✨素敵だ♡2023/11/14
ぶんこ
52
70歳を過ぎて、しかも5〜60代に大病をされて死線をさまよった安奈さんが、今も歌い続けていらっしゃるとは、素晴らしい！大病後に断捨離、服やバッグは軽い物等々共感する事多い。お母様の最期を看取られたとの榛名由梨さんのコメントには驚きました。周りにいらした人をファンにしてしまうのは人柄の良さでしょう。私は宝塚は東京公演の一番安い席で楽しむ程度でしたので、オスカルも観てはいないのですが、こうして長く続けてこられる努力と才能には脱帽ですし、尊敬します。毎朝ラジオ体操をされてるとか、私も真似しよう。2022/09/08
パフちゃん＠かのん変更
26
私くらいの年で安奈淳さんを知らない人はいないんじゃないかな。ベルばらのオスカル、かっこいい！もう７０歳過ぎたとは。しかも、５０代６０代はいつ死んでもおかしくない大病に侵されて声も出なくなっていらしたとか。でもこの本の写真全部素敵です。病気の時、髪も丸坊主に剃ってしまわれたとか。でも今はふさふさのグレーヘア。一度も染めていらっしゃらないらしいけれど、素敵でお似合いです。ファッションもシンプルで素敵。日焼け止めは気を使っていらっしゃるとか。お綺麗です。2022/08/07
カタコッタ
15
かつての乙女(私の事)の心を鷲掴みにした安奈淳様のご本なのでキチンと読みました。大病と付き合いながら歌っていらっしゃるお姿はとても美しくチャーミングです。タイトル通り『シンプルなほど輝ける』。納得のお言葉です。大人のチョイス、渋過ぎず程よく辛口で良い感じです。こうなりたいと久しぶりに思った本でした。2023/07/21
ヨハネス
9
そういえば中学か高校の頃流行したなーと懐かしく。実はそのころ興味がなく、オスカルとアンドレのどちらをなさったのか知らないほどだったが。あんな華やかな人が７０代でも素敵を維持されているのを見たかった。こんなに次々に大病をされたのも知らなかったが、謙虚で美しい人だな。白髪染めを一度もしていないとか、服をあまり持っていないのも意外で、古い服でもとても楽しんでらっしゃるのが好印象。パンツスタイルがさすがによくお似合い。あたしと体型が全く違うのに、（高くないのもあるので！）ブランドなどぜひ参考にさせてもらいたい。2021/10/15
