• ポイントキャンペーン

体育会力―自立した「個」を育てる

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784072870204
  • NDC分類 780.7
  • Cコード C0095

内容説明

なぜ、企業は「体育会」出身者を採用するのか?体力がある?打たれ強い?「上下関係」を尊重する?「体育会」のホントの強みは、じつはソコではなく…。世界を狙うトップアスリートを創る早稲田大学競走部礒繁雄監督が、価値ある人材が育つ組織づくりの秘密を初めて明かす。

目次

第1章 なぜ、企業は体育会出身者に注目するのか?(なぜ体育会出身者は就職に有利なのか?;そもそも体育会とは何か? ほか)
第2章 努力と挑戦を重ねるところから得られるもの(陸上選手はかけっこの優越感から誕生する;「かけっこ」はどこから「競技」となるのか? ほか)
第3章 「個」が育つ「体育会」をつくる(体育会は形を変えていく有機体;僕が目指す体育会 ほか)
第4章 一流ではない僕が指導者として持っているもの(スポーツ指導は「ボランティア活動」;自ら「考えて競技する」選手を育てる ほか)
第5章 新しいアスリートが育つ体育会(体育会の成熟の証(あかし)
学生スポーツを全うさせること ほか)

著者等紹介

礒繁雄[イソシゲオ]
早稲田大学競走部監督。1960年栃木県生まれ。早稲田大学競走部時代、1981・82年日本インカレ110mハードル連覇。1982年アジア競技大会6位入賞。日本体育大学大学院、同大助手を経て、関西学院大学で教鞭をとり、同大学陸上競技部を16年間指導。2003年早稲田大学に戻り、2006年同大学競走部監督就任。同部の組織・選手育成・寮改善等の改革を実行しチーム力を高めた。2010年から2011年にかけて出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝と三大大学駅伝制覇、さらに2011年関東インカレ70年ぶりの総合優勝、同年日本インカレ53年ぶりの総合優勝に導いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

The pen is mightier than the sword

1
著者は早稲田大学競争部監督である。これまでもいろいろなスポーツの監督の著書を読んだことがあるが、ひと味違う。だいたいはチーム育成についての方針や具体的指導方法などが多い。礒さんは監督育成のための心構えや陸上競技の技術向上について力学的な解析について説明しており、大変新鮮であった。例えば、「日本では結果だけではなくその過程を大事にする。それは多少成果が悪くても過程がよければ次には再現されて成果がでる可能性あるから」という記述があった。過程を大事にするのは]単に美学ではない理由を読み得心した。1122017/09/02

Humbaba

1
先輩後輩と言った縦の関係というのは、昔と比べればずっと弱くなっている。それは、社会としてそのようなしがらみを嫌う人が増えたのも一因と言える。しかし、組織において縦の関係が全くなくなったわけではない。特に大学の体育会系の部活ではまだ残っており、そこでの経験は会社員になってからも有効に働く事が多い。2017/08/11

SU

1
「指導した選手が戻って来られる場所2ちゃんしたい」良いなぁと思いました。2016/11/30

uusak

1
「競技者としては一流でなかった」人のコーチ学。しかし筆者は全日本学生2連覇、アジア大会出場という実績があり、周りから見れば十分一流だと言えるだろう。2014/09/22

Hiroyuki Fukuchi

0
ビジネス書だそうです。隣の芝生は青く見えました。そして、選手が帰ってくる場所というところが印象に残ったなぁ。2013/11/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7329740
  • ご注意事項