ダンス・ラブ・グランプリ―県立厚木高校ダンスドリル部全米制覇の記録

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ダンス・ラブ・グランプリ―県立厚木高校ダンスドリル部全米制覇の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784072442746
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

2004年3月、全米チアダンスコンテストでグランプリを獲得した、神奈川県立厚木高校ダンスドリル部。そのニュースは3大紙、NHK、民放各社、雑誌など広くトップニュースとして取材された。ごく普通の高校生が、栄冠を得るまでの努力と友情のドキュメンタリー。「スポーツ推薦がある訳でもない公立高校」「ほぼ全員がダンス初心者」「たった2年間の部活で栄冠を獲得」「最初は、国内大会の予選も通過できなかった」など、ないないづくしの彼女たちは、どうして上り詰めることができたのか? ダンスにとって致命的な柔軟性のなさ、学校勉強をめぐる親との葛藤、チームワーク作りの難しさ、ダンスが上達しない・・・、ひとつひとつ階段を努力と友情でクリアして、チームとしてのパワーがそなわっていく。部員全員、部の顧問、チアダンス協会などに綿密に取材。現代の高校生っぽさの中に見られる、青春ストーリー。思わず胸が熱くならずにはいられない物語。

内容説明

特別な才能を持つ集団ではなかった。そんなことは、本人たちが誰より知っていた。知っていたからこそ少女たちは練習を続けた。―2004年3月14日県立厚木高校ダンスドリル部は、チアダンスコンテストで全米を制覇した。

目次

プロローグ 一瞬の135秒―2004年3月14日決勝当日
第1章 十五歳、それぞれの春―2002年4月ダンドリ入部
第2章 「これ以上、何を練習したらいいの…」―23名、23の苦闘
第3章 ダンドリの母、そして、“IMPISH”の女神―伊藤早苗と前田千代
第4章 「うちら、報われないね…」―羽化直前、誕生の苦しみ
第5章 「踊りたくても、踊れない人もいるのよ!」―転機、JAL CUP優勝
第6章 そして、アメリカへ―全米チアダンス選手権出場決定
第7章 決戦前夜―部長・田尻光の涙
第8章 “小悪魔”たちが世界をつかんだ!―決勝当日
エピローグ ラスト・ステージ―ダンスドリルがくれたもの

著者等紹介

長谷川晶一[ハセガワショウイチ]
1970年5月13日生まれ。東京都杉並区生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経て、03年フリーに
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

45
県立の進学校に入学した女生徒で、チアダンス初心者ばかりの23人が全米選手権で優勝するまでの1年間。23人のうちダンス経験者は僅か数人。ダンスに不可欠の柔軟性を得ることから始まった訓練の日々。家族の反対や怪我との闘い。マネージャーなし、専属のコーチなしという状況での優勝がすごいです。また優秀な部員優先で成績重視ではなく、全員での切磋琢磨を目指す姿勢が素晴らしいです。とても楽しい本でした。2018/10/16

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