出版社内容情報
「混迷の教育界に喝!」の意向どおり、現在の教育界を一刀両断する。優れた中等教育は中高一貫の私立校にこそある、との信念から著者が「ここならば」と選んだ全国45校を詳細にルポ。単なる学校案内の本ではなく、「名門校」を通しての教育論、子育て論であり、人間の在り方論である。子弟の教育に頭を悩ます親たちへのエール。
内容説明
これは単なる学校案内の本ではない。「名門校」を通しての教育論であり、子育て論であり、人間の在り方論である。著者17年間の取材実績を集大成した注目の書。
目次
序章―国の将来は「教育の在り方」で決まる
開成学園型―本物志向で「文武両道」を教育指導の根幹に据える
麻布=灘校型―「自由な校風」だが、教育指導の基本を豊かな「知性」の習得に置く
ラ・サール=栄光学園型―人間教育を基本としながら「進学指導」に重点を置く
桜蔭学園型―「女性の在り方」を教えつつ、自立し、自己主張が出来、広く活躍する女性の育成に力を入れる
白百合学園型―豊かでバランス感覚のいい「知性と教養ある女子の育成」を目指す