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出版社内容情報
【内容紹介】
数年前に妻を亡くし、自らの体もガンに冒されていることを知った主人公の武田は、人生に絶望する。そして自殺しようとしていた寸前に、警察から1本の電話が入る。それは14年前に行方不明となった、娘の佐和子がなんと死体で発見されたのだという。時効を間近に控え、警察も諦めたこの事件に、武田は残された生命を懸け、犯人を見つけだす決意をする──
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
4
蔵書再読。ガンで余命宣告された男の前に、時効間近な娘の遺体が…。福本×かわぐちかいじコンビの2作め。ミステリーとしてよくできてる。可憐な娘・佐和子はかわぐちかいじの絵じゃないと…と思うし、捜査のヒントもリアルな絵だからこそ説得力が増してる気がする。この2人のコンビの魅力を十分に出せてる作品だと思います。2011/03/27
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
2
手がかりを探す心理描写が迫真…… 最後の捜査が進むのもドキドキさせてくれる2017/04/29
ぴっころ
1
これ凄いドキドキしますね。絵柄が全然好きじゃないのでまず表紙買いはしない作品なので知ることが出来て良かった2018/02/12
よう
0
全三巻と短いために一気に読んでしまえる、佳作サスペンス。ストーリー的に無理な展開がたまにあるが、それくらいでは面白さに傷が付かない。2017/10/10
ジェミジェム
0
余命宣告された男性が14年前に娘を殺した犯人を見つけようとする話。「時効が切れる」というのと「余命」という二重のタイムリミットが設定されていて、時間を止めることのできない無情さが物語に切なさと暗さ、緊迫感を持たせる。2017/03/28