内容説明
人と時代が響きあうとき、命ある言葉が生まれる。昭和天皇から一個人まで。名エッセイストの著者が、四十年におよぶ記者・キャスター生活で出会った人と言葉から選び抜いた名言・迷言を分かりやすく解説した、「時代を読む」名言集。私たち日本人の歩んできた道と、現代社会の在り方を考えさせる、必読の一冊。
目次
第1章 戦争から平和へ(昭和二〇年~三三年)
第2章 「安保」と経済成長の始まり(昭和三四年~三七年)
第3章 経済大国への道(昭和三八年~四五年)
第4章 「昭和元禄」の終わり(昭和四六年~四九年)
第5章 「不確実性」の日々(昭和五〇年~五四年)
第6章 昭和のたそがれ(昭和五五年~六四年)
第7章 バブルの崩壊と迷走する日本(平成元年~八年)
第8章 新世紀を迎えながら(平成九年~)
著者等紹介
轡田隆史[クツワダタカフミ]
1936年生まれ。早稲田大学を卒業後、朝日新聞社に入社。社会部、編集委員、論説委員、編集局顧問などを歴任。’89年から8年間、同紙夕刊コラム『素粒子』を担当。現在、エッセイストとして活躍する傍ら、テレビ朝日系列『スーパーJチャンネル』、NHF・FM『日曜喫茶室』にも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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