講談社文庫<br> ニッポンおみやげ紀行

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講談社文庫
ニッポンおみやげ紀行

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  • サイズ 文庫判/ページ数 263p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062739665
  • NDC分類 588.3
  • Cコード C0195

内容説明

清浄歓喜団(京都)、萩の月(仙台)、闘牛饅頭(宇和島)からどえりゃーうまい珍味です。(名古屋)、けがに姿せんべい(札幌)、恋のフラメンコ(志摩)に西表山猫(石垣島)まで、美味を求めて集めたおみやげ三百点!マニア必見、旅好き必読、出張族のお父さん必携の、読んで食べて二度おいしい、諸国名物菓子ガイド。

目次

京都―京の珍菓「清浄歓喜団」を探して
大阪・神戸―大阪あんプリンvs.神戸プリン
仙台―「白松がモナカ」の野望
蔵王―スキーヤーの里にコケシを見た
徳島・高松―阿波おどりこんぴら巡礼
高知・内子―土佐のお菓子はカツオブシほどにカタい
萩・門司港―長州藩オミヤゲロード
博多―明太プリッツ、博多を征す
長崎―試練のカステラ行脚
鹿児島―黒豚のち白熊〔ほか〕

著者等紹介

泉麻人[イズミアサト]
1956年東京都生まれ。コラムニスト。慶応大学商学部卒業。学生時代は広告研究会に所属。’79年に東京ニュース通信社に入社。「週刊テレビガイド」「ビデオコレクション」の編集にあたるかたわら、「ポパイ」「オリーブ」などに原稿を書き始め、’85年フリーのコラムニストになる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinupon

36
全国(と言っても一部地域)のおみやげがずらり・・・・。このおみやげ買った買った。イラストもたくさんあり、楽しめました。2015/05/29

ホークス

33
1990年代に全国の土産菓子を食べて回った紀行。もったりした語りにマニア的拘りと捻りが入って面白い。違いが分かりにくい土産菓子を食べ比べ、「本家には遠く及ばない」「意外と本格的」「こうすれば面白くなる」とクールな様で結構素直なコメントを出す。興味が湧いたのは、京都の「楽石」(栗入り落雁)、仙台の「白松がモナカ」、金沢の白峰(クルミ甘露煮入り最中)等で我ながら趣味が渋い。鹿児島なら黒豚と言った名物推しに苦言を呈しながらもその名物を食べに行く、著者の屈折ぶりが可愛い。長崎カステラ行脚は確かにキツそうだ。2018/07/20

る*る*る

15
友だち本♪食いの本の読書が続いた〜この本は白黒でイラストは少々。でも、先に読書していた本たちがカラー本・写真多しだったので、活字だけでもサッと想像できる(#^.^#)仙台〈白松がモナカ〉は母の好物。工場見学希望♡ 長崎、カステラ行脚もしたい。そんなに試食攻めに?あれ⁈〈ひよ子〉は東京土産ではなく、博多⁈なの?博多駅、空港売店に週1〜2度出回るレアな〈大のひよ子〉ヒヨコ好きな友達に渡したい。「大、ありますか?」って通っぽく注文してね〜^_−☆2014/09/30

さっと

7
単行本は1999年刊。いまやこんなご時世でどこも大変でしょう。観光需要減で売り方ひとつとっても知恵を絞る時代、インパクト勝負のノリはもはや牧歌的なものに思えて涙が出そうになる。どこの観光地も再び悪ふざけできる明るく優しいウィズコロナの時代になってほしい。さて、関西と言ってもコテコテの大阪、ハイカラな神戸、優雅な京都とあらためてニッポンの地域の多様性に気づく。ロングセラーからニューホープまで意外と辛口批評で、著者個人の好みである「明治ミルクとの食べ合わせの良さ」も評価基準のひとつとなっている点もおもしろい。2021/07/12

7
著者が仕事や旅行で訪れた色々な県のお土産菓子を紹介した本。各章のページ数は多くはないけど、その中でもちょっとした観光名所とお菓子の雰囲気と味が簡潔にまとめられていて、その文章とイラストで想像が膨らむ。その土地ならではの地元菓子だけでなく、パッケージや名前には郷土色溢れながらも中身だけ見たらどこでも買える、いわゆる土産菓子も好んで紹介されている。お土産を買う為だけにどこかへ旅に出たくなる本。2016/07/04

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