講談社文庫<br> 人狼城の恐怖〈第1部〉ドイツ編

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講談社文庫
人狼城の恐怖〈第1部〉ドイツ編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 669p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062731812
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

独仏国境の険しい渓谷の上に屹立する双子の古城・人狼城。ドイツ側“銀の狼城”に招かれた十人の客に用意されていたのは、凄惨な殺しの宴であった。二重に閉ざされた密室での首切り、中世の石弓による射殺…。謎と伝説に彩られた古城に隠された秘密とは何か?全四部、四千枚を超える本格推理小説の大傑作。

著者等紹介

二階堂黎人[ニカイドウレイト]
1959年7月19日東京都に生まれる。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。1990年に第1回鮎川哲也賞で『吸血の家』が佳作入選、1992年『地獄の奇術師』を書き下ろし単行本として上梓し、推理界の注目を大いに集める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aquamarine

80
蘭子シリーズなのにすごく読みやすい、と思ったらまだ蘭子が出てきてませんでした。人狼城は双子のお城。第一部ではドイツ側の「銀の狼城」に招かれた十人の客と城主夫人と使用人たちの間で話が進みます。閉じ込められた彼ら、連続殺人、見え隠れする不気味な影。再読なのに全く覚えていないので展開が変わるたびにドキドキします。さて、次はフランス側、双子のもう一つのお城です。いざ!2015/12/22

ダイ@2019.11.2~一時休止

78
二階堂蘭子その6-1。世界最長の推理小説(今でもかは?)。連続殺人の謎も解かれず蘭子もまだ登場しない。2014/03/31

勇波

58
「地獄の奇術師」から順番にシリーズを読んでいき、ついにたどり着いた『人狼城』。大長編なので気合いを入れて乗り込んでみました。思いのほか、今までの長編作品に比べてテンポ良く読み進む。ついでに死体もテンポ良く。。これはきっと無能警察や探偵小説オタクどもがまだ出てきてないからだなと納得。さてつぎは「青の狼城」へ。読み進めるのがもったいないほど人狼城を満喫しております。(最後のテオドール君、石仮面でも被ったのかと思ったよ)★2015/11/16

ヒロユキ

40
ついに積読状態のままなかなか手を出せずにいた世界最長推理小説の封印を解いてしまった。第一部でこれだけやっといてまだ謎の半分しか提示されていないってどういうこと(笑)今の段階ではこの事件にどんな合理的な解釈があるのか検討もつきません。2012/09/10

MAYU

36
長かった〜。でもこれまだ四部作の第一部ドイツ編。人名が苦手な外国人で登場人物多いので不安だったが、すんなり馴染めた。とても読みやすい。ただ、宗教、服装、ナチス、などなど時代背景がちょっと掴めてない私でやっぱり国内ストーリーより遅読気味。それにしても死にすぎ!絶対犯人あいつでトリックはこう?って思いながら読んだのだが、最後がえ?一気に意味がわからなくなった!早く解決編読みたいけど、その前に第二部フランス編があるんだよね。そこでもまた事件がいっぱい起きるんだろうし、最後どうまとまるんだろう?すごく気になる!2017/12/07

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