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講談社+α新書
白人はイルカを食べてもOKで日本人はNGの本当の理由

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062727129
  • NDC分類 664.9
  • Cコード C0295

出版社内容情報

英国近辺にある白人の島はなぜ許されるのかフェロー諸島のイルカ漁を現地取材。年間平均で約千頭のイルカを捕る彼の地の文化と白人のロジックを日本の現状と完全比較する。シー・シェパードをやっつけろ!

内容説明

英国のすぐ北で大量の鯨を捕る正義とは!?シー・シェパードは何をしたか?英国からわずか300キロ北、フェロー諸島の鯨イルカ漁を現地取材、大地町と徹底比較。

目次

はじめに―ヒンドゥー教徒ならどうする
第1章 イルカ漁の全真実
第2章 『ザ・コーヴ』の大虚構
第3章 シー・シェパードvs.漁師
第4章 科学が覆す白人の常識
第5章 真っ赤に染まるフェロー諸島
おわりに―自己主張の文化に対し伝える方法

著者等紹介

吉岡逸夫[ヨシオカイツオ]
1952年、愛媛県に生まれる。中日新聞新宮支局長。米国コロンビア大学大学院ジャーナリズム科修了。青年海外協力隊員としてエチオピアのテレビ局と難民救済委員会で活動したあと、世界約60ヵ国を取材。特に、ベルリンの壁崩壊後の東欧、湾岸戦争、カンボジア内戦、ルワンダ内戦、アフガニスタン紛争、イラク戦争、自衛隊PKOなどの取材を精力的にこなす。1993・94年の東京写真記者協会賞を受賞。著書には、開高健賞奨励賞を受賞した『漂泊のルワンダ』(牧野出版)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

20
感想を書かずに手放すことにしました✨2020/05/09

バトルランナ-

19
イルカ漁なんて言わないよ。クジラ漁でしょ。やられた。P49。感情で主張する人って言葉が通じないよね。会話が成立しない。分かるな。P164。タイトルの白人ってフェロー諸島、ノルウェイ、アイスランドだったのね。5点満点で4.3点。2015/07/27

秋 眉雄

18
何から何まで準備不足のまま大急ぎで作ったので穴だらけになってしまいましたという感じの残念な一冊だと思いました。捕鯨問題って、シーシェパードとか捕鯨賛成と反対の感情的対立みたいな派手な側面に目を奪われがちですが、実はもっと語られなくてはならないことがあるんだと思います。例えばそれはフェロー諸島で会ったジャーナリストが言う「はっきり言うが、20年後にはクジラ漁は無くなるね。他に何でも食べられる時代なんだから、若い奴らはクジラになんか興味ないだろ」みたいなこと。事の本質ってそういった所によりあるんだと思います。2017/09/05

こぺたろう

10
本書冒頭のカラー写真は、フェロー諸島のイルカ漁の様子。イルカ漁は島民の日常という感じが、とても印象的でした。本書の前半〜中盤は、類書や映像で何かしら見たことのある内容でした。終盤に出てくるフェロー諸島の訪問が良かったです。あとがきの終わり方に何となく希望的観測を感じたのですが、今の状況について、著者に見解を聞いてみたいと思いました。2021/04/27

Tomomi Yazaki

10
デンマークでもイルカ漁が盛んに行われている地域がある。本書の冒頭に掲載されている写真は衝撃的だった。ニコニコ笑っている幼児の背景に、真っ赤に血に染まった海でイルカたちを解体している白人たちの姿。しかしこの事実は、太地のイルカ漁を悪と決めつけるご都合主義の偽ドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』の陰に隠されている。心情的にはイルカがかわいそうに思えるが、太地の人々の生きる糧とし、又、それが文化の継承ならば否定はしない。むしろ賛同する。イルカは可愛い、だけど美味しい。はたしてこの気持ちは、矛盾しているのだろうか。2018/11/01

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