内容説明
大衆フグ屋にもうまい店があり、高級料理店にも期待はずれの店がある。一冬30回以上フグを食う著者が語るフグのすべて。
目次
第1章 フグを食うバカ、フグ食わぬバカ(日本人はなぜフグを食う?;「フグは世界一」と讃えた文人たち ほか)
第2章 フグの猛毒に誘われて(「毒」こそフグの魅力?;危険は人を誘う ほか)
第3章 フグはなぜ高級魚になったのか(フグは食いたし財布は軽し;フグの「大衆魚時代」 ほか)
第4章 最高にうまいフグの食べ方(三、四月のフグは危ない;フグには雪見酒がよく似合う ほか)
著者等紹介
塩田丸男[シオダマルオ]
1924年、山口県に生まれる。作家・評論家。読売新聞社出版局などを経て、著述業へ。軽妙なサラリーマンエッセイやテレビ出演、身の上相談などでお茶の間の人気を呼び、テレビ朝日のニュース解説者としても活躍した。1992年、日本ジャーナリスト大賞受賞
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