出版社内容情報
赤川 次郎[アカガワ ジロウ]
著・文・その他
山前 譲[ヤママエ ユズル]
解説
内容説明
佐々本家にかかってきた謎の電話。それは次女・夕里子を恋人にする、という不気味な宣言だった。謎の男は夕里子の恋人・国友刑事を卑劣な罠にかけ、長女・綾子を異様な病院に閉じこめ、三女の珠美も誘拐、監禁してしまう。やむをえず夕里子は犯人の待つホテルへ向かうが―。大ピンチの三姉妹は果して。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
23
今回も姉妹がそれぞれ事件に巻き込まれたりてんやわんや。綾子がどっしりしてるというか、とにかくすごいな…。2015/02/15
LUNE MER
17
三本くらいの中編ネタをごった煮にして一本の長編にしたような印象。いちばん「らしさ」を発揮して活躍したのは長女・綾子かな?もし彼女を潜入捜査させたら、本人としては何もしてないうちに勝手に組織を壊滅させられるんじゃないだろうか。2023/05/07
白雪ちょこ
16
今回は、私が大好きな次女の夕里子が主役。国友さんが、作品の中では一番のピンチを迎えていたようにも思えた。 綾子と珠美はいつも通り、連れ去られたり脅されたり(笑) 途中までは良かったものの、最終的に宮田先生とかおりのくだりは必要だったのか、などなど。 急いで全てを回収しているように思えて、そこが残念に思えた。 最終的な犯人は予想外で、そこは面白かったが、昔に描かれた作品ということもあり、時代描写や設備の甘さなども、時代的なものを感じた。2023/04/12
まいっ♪
13
どんでん返しはなかったけどやはり読んでて楽しい物語でした。。 それにしても綾子いいやつ!!&すごい!! 最後に夕里子と国友のラヴシーンを期待してたのだが、まあ無かったですね。 でも面白い!!!2010/08/26
ネコタ
7
次女だけじゃなくて結局全員事件に巻き込まれて大変だった。いつものことだけど。しかも国友さんまで。2013/02/13