出版社内容情報
赤川 次郎［アカガワ ジロウ］
著・文・その他
関口 苑生［セキグチ エンセイ］
解説
内容説明
髪はいくらか白いけどスマートで若々しいエリート西崎敦夫は四十歳。結婚歴有、しかも十八歳の息子もいるのに佐々本家三女、珠美十五歳にひと目惚れ。でもベンツでの送り迎えに珠美もまんざらではなさそう。ところが妙な連続殺人事件にまきこまれてしまう二人。シリーズ１１作目を迎え三姉妹はますます元気。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
37
昔母が好きで家に置いてあって１度読んだことがあったはずなので正確には再読。三姉妹探偵団がシリーズモノだとは知っていたけれど本書でさえ１１作目とは驚き。はちゃめちゃ三姉妹が良い味。珠美が１番好きです。2019/10/25
あなご
25
三姉妹探偵団シリーズ第11弾。今回は15歳の三女珠美が40歳の男にひと目惚れされてしまいました。そして三姉妹は連続殺人事件に巻き込まれてしまいました。久しぶりの三姉妹探偵団シリーズでしたが相変わらず元気な三姉妹でした。11巻からは新装版の表紙ではないので今後に期待したいです。2014/03/10
LUNE MER
16
三女・珠美が40歳のイケオジとお見合いすることになり…というのが主軸だが、そういえば第3作あたりで登場した彼女の初恋の相手はその後どうなったんだろうと思ってみたり。2023/05/07
coco夏ko10角
15
シリーズ第１１弾。珠美と西崎は最後どういうふうに…と思ったらそうくるかぁ。普段ぽけ～っとしてる綾子が時々さらっと言うことがかっこいい。シリーズの最近のに比べるとミステリ度高い。面白かった。2014/04/05
kaizen@名古屋de朝活読書会
9
2つの御見合いで話がはじまる。 三姉妹のはちゃめちゃな生活描写が続く。 赤川次郎には姉妹があったのだろうか。 配偶者からいろいろ聞いているのだろうか。 飲み屋でネタを仕入れるのだろうか。 どこからどうしたら心理描写，掛け合いが生まれてくるのだろう。 連作に疲れを知らない著者の力に脱帽。2011/08/12
