出版社内容情報
【内容紹介】
原潜、核兵器、国家、戦争、そして……真の平和とは！？激動の20世紀末、人類最大のテーマに挑む！
「やまと」米艦隊とニューヨーク沖で激突！
ニューヨーク入港を目指す「やまと」を、米大西洋艦隊40艦は、要撃作戦“ナイアガラ・フォールズ”で迎えた。「やまと」は爆圧を利用した原潜初の操艦“飛行”で40本の魚雷を回避、探信音（ピンガー）のみによる攻撃を続ける。
ワシントン・サミットへ向け、各国首脳が米国へ集結する中、初の戦場を経験するニューヨーク沖が、火と油に染まっていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フリスビー
9
「あの混乱の中から陣形を組み直すには、これがベストなのだ。ベストだがそれ以上ではない！」。ニューヨーク入港を目指すやまとを米大西洋艦隊40艦が迎撃します。やまとは爆圧を利用して「飛行」することによって一斉攻撃をかわし、反撃を開始。しかしそれは警告の探信音を撃つという非戦のアピールとも取れる戦いでした。警告に従わなかったアンフェアな米艦艇がやまとの魚雷攻撃で撃沈されていく光景がニューヨーク市民にテレビ中継されるのは、痛快なようで複雑な気持ちです。残るは空母T.ルーズベルトのみ。アメリカはどう出るか。2013/06/15
ヤギ郎
5
シリーズ第９巻。アメリカの大艦隊vs一席の潜水艦「ヤマト」の戦いがニューヨーク沖ではじまる。浮上したり、潜ったりといろいろな機動をするヤマトだが、乗っている人たちは酔わないのか、心配してしまう。2021/11/25
元気ハイター
3
丸ごと一巻が海戦。やまとが悪魔に見えてきました。次元が違い過ぎます。戦闘にルールを設け、米大西洋艦隊がそれに乗った時点で、敗色濃厚だったのかもしれません。残るは一艦、背広組はこのまま指示を出さないのか。やまとは入港出来る雰囲気ではありませんが、核をチラつかせるつもりでしょうか…。2015/05/12
ナタデココ
1
飛ぶ原潜。魚雷を撃たずして敵を封じる。中継を観た人々の反応は…？2015/12/17
絵具巻
0
文京区立真砂図書館で借りました。2014/05/16
