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内容説明
十数年以上をかけた、南極海での観測と、水族館での実験が解明した生理と生態を紹介。
目次
第1部 イルカの認知と行動(イルカの感覚と行動;イルカの情報処理と認知;イルカの社会行動;イルカを正しく理解する)
第2部 クジラの行動生態(グシラの繁殖生態;クジラの回遊行動;クジラの摂食生態;クジラの社会行動)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こぺたろう
10
イルカクジラのあれこれ。生態学(集団構造、回遊、繁殖、摂餌など)の話が面白かったです。鯨類は知能が高い考え方について、「賢いかどうかは人間を基準にしており、鯨類にとっては暗闇の中で餌をどのように確保するのかが重要」という主旨のことが述べられていて、なるほどもっともな主張だなあと思いました。2021/05/27
naoto
3
イルカやクジラの本。いわゆる「海獣」ってヤツだけど、イルカはかなり知能が高い感じはするけど、クジラに関しては特に?でも、生物学的には?違いはなく、大きさで大きいのがクジラ、大きくないのがイルカなんだとか。なんとなく、イルカは口が伸びてて、クジラはフラットと思うけど…それは生物学的にはあまり大した違いではないのかな。2019/02/12
takao
0
生態2016/09/07
ma_non_troppo
0
ザトウクジラの雄が求愛のためにうたう「鯨の歌」を耳にしたとき、雌はいったいどんな気持ちになるのだろう。恋みたいな感じなのだろうか? とか想像しながら読んだ。イルカについての記述も研究者の愛情が随所に感じられてよかった。2010/03/12
Arisaku_0225
0
イルカやクジラについての生態や身体についてを書いた1冊。再読の価値あり。